こんにちは、さとうなおきです。今回の「週刊アジュール」では、2018年6月3日~6月9日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。
GitHubの買収を発表
Microsoftが、GitHubの買収を発表しました。GitHubは引き続き独立して運営される予定です。
詳細は、ブログポスト「Microsoft + GitHub = 開発者に力を与える 」、「VSTSとGitHub」、記事「『GitHubはオープンプラットフォームのまま。基盤と新機能に投資』とサティア・ナディラCEO」、「『MSはマイクラもLinkedInも大事にしている。だから買収に合意した』GitHubのCEO」、「『買収後もGitHubは不変』--GitHubが都内でイベント開催」をご覧ください。
Azure Virtual Machines:Standard SSDディスク発表
IaaSの仮想マシン機能を提供するAzure Virtual MachinesのAzure Managed Disks(管理ディスク)は、VM向けの永続ディスクストレージを提供します。
Azure Managed Disksでは、これまで、より高いIOPSを提供するSSDベースの「Premium」、より安価なHDDベースの「Standard」という、2種類のディスクを提供していました。
今回、「Premium SSD」(従来の「Premium」)、「Standard HDD」(従来の「Standard」)の中間にあたる新たな選択肢である、「Standard SSD」が発表され、パブリックプレビューが始まりました。
「Standard SSD」は、「Standard HDD」よりも優れたパフォーマンス、信頼性を提供します。「Standard SSD」は、これまでは「Standard HDD」が使われていた、Webサーバー、IOPS要件の低いアプリケーションサーバー、開発/テストなどの用途に最適です。
「Standard SSD」を利用可能なAzureリージョンは、現在、北ヨーロッパのみです。6月中旬に、米国東部2、米国中部、カナダ中部、フランス中部、東アジア、韓国南部、オーストラリア東部で利用可能にある予定です。
非管理ディスクでは、「Standard SSD」はサポートされません。
詳細は、更新情報「Standard SSD Disks for Azure Virtual Machines is now in public preview」、ブログポスト「(Preview) Standard SSD Disks for Azure Virtual machine workloads」、「現在と将来のインフラストラクチャのニーズを満たすうえで Azure が最適な理由」、ドキュメント(最新情報は英語ページを参照)をご覧ください。
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