QuadroであるかGeForceかは問題ではない
第8世代Core i7はモバイル版であっても十分映像編集に向く傾向も出ていたが、意外とGeForceで問題ない結果もあった。Radeonについては、対応状況や動作傾向を身を持って知る岡田氏をもってしても「NVIDAだけ見ていればOK」というくらいだ。
またQuadro P3000は、GeForce 1050 GTX搭載機に負けているベンチマークもあり、これについては追試をしたいそうだ。
岡田氏だけでなくVookも語っていたが、映像編集の世界では1台ではなく10台20台と大量導入がよくあるため、作業を進められるのであれば、QuadroであるかGeForceであるかは気にしないとのことだ。
ベースとなるソースや出力仕様がバラバラであるほか、案件ごとに要求値が変化するため、確実になんでもOKとなると、さらにハイスペックな環境が必要となるが、よく使用するアプリケーションに絞れば、構成を決めるきっかけになるベンチマークといった印象だった。
また映像編集用アプリケーションは、現場作業をベースとしたありがちな負荷を想定しているものが多く、映像編集をしてみようと考えている人も参考になるだろう。