シャープは5月9日、広島県福山市と経済および地域社会の発展に関する連携協定書を締結した。
連携協定書には、スマートシティの実現に向けた実証事業や、先端技術を活用した地域活性化に向けた取り組み、先端技術の知識などに係る人財育成に関することなどを盛り込んでいる。
同社は、2017年4月にIoT技術の活用を通じた地域社会の課題解決に向けて、福山市との協議を開始した。今後は、協定に基づき、福山市が新たに推進する「(仮称)先端技術によるまちづくり官民協議会(以下、まちづくり官民協議会)」に参画し、より幅広い取り組みを実施するとしている。
「まちづくり官民協議会」は、福山市や地元企業、大学などが連携し、最先端の技術を利用して、見守り・子育て支援や防災など、地域社会が抱える課題の解決や地域の活性化に向けた新しいサービスの創出に取り組むものとのこと。