ケイ・オプティコムが提供しているモバイルサービス「mineo」は、4月10日から実施していたという「通信の最適化」について、コミュニケーションサイトである「マイネ王」上で、mineo事業担当トップの上田晃穂氏の名前による投稿で釈明をしている。
キャリアによる“通信の最適化”と呼ばれる施策は一般に、トラフィックのコントロールを目的として、通信に含まれる画像や動画を再圧縮するなどのもの。4月下旬頃から、mineoによる説明が特に無いまま、画像が再圧縮されたり、帯域制限されているのではないかという報告がネット上でなされていた。
これについてmineo側では、4月10日から“通信の最適化”を実施していた事実を認めるとともに、約款上は、輻輳時に契約者に通知をすることなく、通信利用の制限を行なうことができるとする。しかし、mineoの企業姿勢として情報公開を積極的にしていくことを示しておきながら、十分な事前説明をしなかった点について「深く反省しております」としている。
なお、通信の最適化についての詳細な内容については、技術者から個別で記事をアップするとのこと。