セットアップ自体はそれほど難しくはありませんが、「TPCAST Wireless Adapter for VIVE」のハードウェアとソフトウェアをセットアップする前に、VIVEとSteamのアプリケーションをすべて最新版にアップデートしておきましょう。また「TPCAST Wireless Adapter for VIVE」のソフトウェア(TPCAST VIVE v1.1.4 Setup.exe)は、サポートページ(https://www.tpcastvr.com/support)から最新版を入手するのを忘れずに。
まずVIVEヘッドマウントディスプレーからケーブルをはずします
RX Moduleに専用ケーブルを通します
RX ModuleにVIVEヘッドマウントディスプレーのストラップを通します
RX Moduleに専用ケーブルのHDMIケーブルとUSBケーブルを挿したのち、もう一方をコンパートメントカバーの穴に通します
VIVEヘッドマウントディスプレーに、HDMIケーブル、USBケーブル、電源ケーブルを挿します
コンパートメントカバーを前からずらすように装着します
元々のVIVEのケーブルをPC TX Moduleに挿します。挿入するのはHDMIケーブルと電源ケーブル。USBケーブルは使用しません
ケーブルを装着したらPC TX Moduleを三脚などに装着します。マニュアルにはベースステーションのそばに設置するようにとか、プレイエリアの真上に設置するようにと書かれていますが、ベースステーションのように赤外線が使われているわけではないので、今回試したかぎりはテーブル上の設置で問題なく動作しました
付属のルーターは、PCと元々のルーターの間に設置します。ルーターからのケーブルを青い端子に、PCへのケーブルを黄色い端子に接続してください。なおこのルーターの背面にはリセットスイッチが用意されていますが、どうやら「TPCAST Wireless Adapter for VIVE」で使用するために特殊な設定が施されているようで、リセットボタンを数秒押すと設定が初期化され、製品のメンテナンスや交換が必要になるとのことなのでご注意ください
そしてRX ModuleとVIVEヘッドマウントディスプレーから伸びるケーブルに、Power BoxとPortable Power Bankを装着。この段階で電源が入ります。電源スイッチは用意されていません
最期に、RX ModuleとPC TX Moduleをペアリングします。RX Moduleは背面に、PC TX Moduleは底面にペアリングボタンが用意されています。両方のペアリングボタンを長押しすると両方のLEDが消えるので、そうしたらペアリングボタンから指を離します。その後ゆっくりの点滅から早い点滅に変われば、ペアリングが正常に完了です