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コブシを振り上げろ!

World of TanksのサポートでSABATONのジャパンツアーが実現!

2018年04月03日 15時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 ASCII.jpでも紹介しているオンライン対戦型戦車バトルゲーム「World of Tanks」(以下WoT)。世界中に1億人以上のプレイヤーがいるビッグタイトルである。

 そんなWoTに楽曲を提供しているのが、スウェーデンのパワーメタルバンドの「SABATON」(サバトン)だ。彼らはゲーム中にも登場し、SABATONをモチーフにした限定戦車「Strv 81 Primo Victoria」が4日まで販売中。SABATONメンバーのボイスも聴けるとのこと。

 そして、SABATONはWoTのサポートによりジャパンツアーを実施、3月29日に東京、3月31日に大阪、そして4月2日に東京のZEPP TOKYOでツアー最後のライブを成功させた。

ボーカルのヨアキム以外は全員ロン毛。扇風機ヘドバン(頭をグルグル回るヘドバン)はド迫力!

 昨年10月のラウドパーク 17以来となる来日だったが、そのエネルギッシュなライブは変わらず。東京と大阪で訪れたファンを熱狂させていた。また今回はサポートアクトとして、同じスウェーデンのデスメタルバンド「AMON AMARTH」も帯同しており、メタルファンにとっては一粒で二度美味しいライブになっていた。

ミリタリーパンツとプロテクターがよく似合う、ヨアキム兄貴

 SABATONといえば戦車であり、ラウドパーク 17でもステージに戦車を登場させて度肝を抜いたが、今回は残念ながら戦車の登場はなかった。とはいえ、ライブ冒頭にWoTのプロモーションムービーが流れたほか、背景のスクリーンには戦車をはじめとする、曲のモチーフが映し出されており、楽曲の世界観をより感じることができた。

 フロントマンのヨアキム・ブローデンをはじめ、SABATONのメンバーたちはライブ全体を通して動き回り、MCではファンを笑わせたり、プレゼントのサングラスを受け取って装着してみたりと、サービス精神が旺盛。アンコールでは、WoTの限定戦車の名前にもなっている「Primo Victoria」、そして日本の西南戦争の最終局面である「城山の戦い」をモチーフにした「SHIROYAMA」を披露した。

 全16曲を演奏し、ジャパンツアーを見事完走したSABATON。徐々に日本のファンも増えており、次の来日が楽しみだ。

※写真はすべて初日のものです。

4月2日 ライブセットリスト

  1. GHOST DIVISION
  2. UPRISING
  3. TOMMY's CHOICE
  4. CAROLUS REX
  5. SCREAMING EAGLES
  6. THE LAST STAND
  7. KAROLINENS BON
  8. BLOOD OF BANNOCKBURN
  9. RESIST AND BITE
  10. WINGED HUSSARS
  11. SPARTA
  12. NIGHT WITCHES
  13. ATTERO DOMINATUS
  14. PRIMO VICTORIA
  15. SHIROYAMA
  16. TO HELL AND BACK

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