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マイニングに最適化された便利機能が満載!「GA-B250-FinTech (rev. 1.0)」の魅力とは

2018年04月04日 11時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●ジサトラショータ

提供: ASK

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マイニングモードで簡単に最適化

UEFIセットアップのPeripheralの項目にMining Modeを搭載。

 UEFIセットアップにマイニング向けの「Mining Mode」を用意しているのもマイナーにはありがたい。多数のグラフィックスボードをOSに認識させるために必要な「Above 4G Decoding」が有効になるほか、PCI Expressのレーン速度をGen.2(1レーンの片道帯域500MB/s)に制限する設定も行われる。マイニングではGPUの演算処理がボトルネックになるため高速なバスインターフェースは不要で、少しでも省電力なほうが都合がいいことから、このような設定が好まれる。

Mining ModeをEnableにすると「Above 4G Decoding」が有効になる。多数のグラフィックスボードを認識させるために必要な設定だ。

Mining ModeをEnableにすると、PCI Expressのレーン速度もGen.2(1レーンの片道帯域500MB/s)に制限される(標準ではAuto)。

低コストCPUが使えるB250チップセットを搭載

チップセットは低価格ビジネス向けのB250を搭載する。低コストなCPUが使えること、必要十分な拡張性を持つのがメリットだ。今回はPentium G4560で使ってみた。

リアパネルのインターフェイスも必要最小限の内容。内蔵GPU用のディスプレイ出力はD-Sub15ピンとDVI-Dを備える。

 チップセットはIntel B250 Expressを採用する。廉価版モデルだが、マイニングシステムはグラフィックスボード以外は最小限で良い。

 安価に入手できる第7世代Coreプロセッサーベース(開発コードネーム=Kaby Lake)のPentiumやCeleronなど低コストなCPUが使えて、チップセットレベルで最大12レーンのPCI Expressも使える拡張性も備えるB250チップセットは、現時点で最適なチョイスだろう。

 リアパネルのインターフェイスやオンボードの機能もコスト重視のチョイスだが、汎用のPCとして運用するための装備もひととおり揃えている。機能が多くないぶん基板をスリムにまとめており、マイニングリグを組むにも扱いやすい。

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