このページの本文へ

「D5200」は天然のゼブラウッドをハウジングに使用

DENON「D5000」「D1100」の後継機が発表

2018年03月28日 15時00分更新

文● 天野透/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ディーアンドエムホールディングスは3月28日、DENONブランドの新ヘッドフォン「AH-D5200」(4月上旬発売予定、6万5000円前後)「AH-D1200」(4月下旬発売予定、1万9000円前後)を発表した。それぞれ「AH-D5000」「AH-D1100」の後継機種で、いずれも『ポータブルオーディオフェスティバル2018 愛知・名古屋』(ポタフェス2018 名古屋)で“詳細不詳新製品”として先行展示された。

「AH-D5200」

 AH-D5200は天然木をハウジングに採用。縞模様の木目を特徴とする硬質な木材で、高い透明感と細密なサウンド描写をするという。

 ドライバーにはフラッグシップモデル「AH-D7200」の技術を使用した、ペーパー素材の50mmフリーエッジ・ドライバーを採用。スピーカーと同様に振動板外周をロールエッジで保持する構造で、振動板本体は全域が均一に駆動。これにより入力信号に対して正確なピストンモーションが実現し、かつ低域の量感が豊かになるとしている。

「AH-D1200」

 AH-D1200は50mm径ドライバーを搭載したポータブルモデル。再生周波数帯域は5~40kHzでハイレゾ音源に対応し、ハンガー部には2軸ヒンジを組み込み、フォールド・イン、フォールド・フラットの2通りの折りたたみ方に対応した。2.5mm 4極ピンによるリケーブルにも対応し、パッケージには1.3mのストレートケーブルとiOS向けのリモコン付きケーブルが付属する。

 ハウジングはグラスファイバーモールドのプラスチックで、カラーはブラックとホワイトの2色。同社によると「密閉型であることを忘れるほどの開放的で抜けの良い中高域が豊かな低音再生と絶妙なバランスでチューニング」されているという。

 両モデルとも、イヤーパッドには耐久性の高いという人工皮革を採用。アーム部分は形状記憶フォームで、頭部のカーブに合わせられるという。ハンガー部にはアルミダイキャストを使用し、長期間の使用に耐える信頼性を確保したとしている。

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中