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USB3.1接続ならHDDはPC内蔵と遜色ない速度で活用可能!

耐衝撃性に優れる「IronWolf」は外付けHDDに最適!その活用法とは

2018年04月02日 15時30分更新

文● 藤田忠 編集●ジサトラ ハッチ

提供: シーゲイト

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 外付けHDDはUSB3.0/3.1で接続すれば、HDDをPCに内蔵した時と同等クラスのパフォーマンスを発揮する。では、実際にどのくらいの速度になるのか、今回は24時間365日駆動想定や振動によるエラーを抑える「RVセンサー」などを備え、高い耐久性と信頼性を持っている「IronWolf」シリーズの狙い目モデルとなる4TB「ST4000VN008」と、容量8TBの「ST8000VN0022」を用意し、そのパフォーマンスをチェックしてみた。

「IronWolf」シリーズの4TB「ST4000VN008」(左)と8TBの「ST8000VN0022」(右)。4TB、8TBモデルともに高耐久なNAS向けモデルとしては安価で、Amazonでの最安はそれぞれ1万2500円と2万9800円前後になっている

容量4TB「ST4000VN008」は回転数が5980rpm

容量8TBの「ST8000VN0022」は回転数が7200rpm

 まずは、USB接続の速度と比較するため「ST4000VN008」と「ST8000VN0022」をPCに内蔵した際の速度を計測。

【テスト環境】
CPUIntel「Core i7-8700K」(6コア/12スレッド、3.7~4.7GHz)
マザーボードASUS「ROG STRIX Z370-G GAMING」(Intel Z370、Micro ATX)
メモリーSanMax「SMD4-U16G48M-26V-D」(DDR4-2666、8GB×2)
グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition(GDDR5X 11GB)
メインストレージKingston「SSDNow KC400 256GB」(2.5インチ、SATA3)
電源ユニットSeasonic「SSR-750TD」(750W、80PLUS Titanium)
OSWindows 10 Pro Fall Creators Update(64bit、バージョン 1709)

「ST4000VN008」はPC内蔵のSATA3接続では、シーケンシャルリード・ライトともに毎秒180MB台を記録

「ST8000VN0022」のシーケンシャルリード・ライトは、毎秒230MB台と高速になっている

 HDDは「プラッタ」と呼ばれるディスクが何枚も入っていて、このプラットのデータ記録容量が大きく、回転数が速いほどデータ転送速度が速くなる。そのため、「ST4000VN008」よりも大容量かつ回転数も速い「ST8000VN0022」は、当然実測でも勝っていた。

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