このページの本文へ

最新のヒューマンインタラクション技術を業務と連携

NEC、視線追跡や触覚フィードバックを活用したVR業務ソリューション

2018年03月20日 18時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

視線追跡技術連携 店舗棚割りシミュレーション

 NECは3月20日、「視線追跡」や「触覚フィードバック」といった新世代のヒューマンインタラクション技術と連携した新たなVRソリューションなどを開発。各種業務への提案を行なうと発表した。

 視線追跡技術では、VRと視線追跡を連携することでVR空間での商品陳列棚を見た軌跡を可視化、店舗棚割(陳列方法)シミュレーションが行なえる。触覚フィードバック技術では、exiii製「触覚フィードバックデバイスEXOS」を活用し、工場などの各種作業のトレーニングにおいて臨場感を向上できるという。

触覚フィードバック技術連携 生産ライントレーニング

 NECでは、工場における生産ラインの作業トレーニングや、海外における工場建設前のユーザビリティ実証などで自社でVRを活用しているほか、交通・製造・リテール・官公庁などさまざまな業種において2016年度よりVR活用ソリューションを30社以上に導入しているという。これらの知見を活かし、新世代のヒューマンインタラクション技術を導入しつつ今後とも顧客に最適なVRソリューションを提案するとしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

灯油タンクで残量検知を実現!北海道の生活を守るIoTとは【熱量IoT】#3

動画一覧はこちら!