このページの本文へ

ここでしか読めないネタの「連載」「特集」が満載!ASCII倶楽部情報局 第462回

アスキースマホ総研・白書 第75回

OPPOスマホ『R11s』は買いなのか ファーウェイ『HUAWEI Mate 10 Pro』と比較レビュー

2018年03月07日 18時00分更新

文● ちゅーやん

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。有料の会員サービスですが、現在3日間無料キャンペーンを実施中です! 詳細は記事末尾をご確認ください。

 本日は、ASCII倶楽部で2018年2月28日に公開した「OPPOスマホ『R11s』は買いなのか ファーウェイ『HUAWEI Mate 10 Pro』と比較レビュー」を紹介します。


黒船「OPPO」が日本に上陸!
中国メーカーが日本で覇権争い!

 日本メーカーの撤退が続くスマートフォン市場では、ふたつの中国メーカーが注目を集めている。そのひとつがファーウェイで、スマートフォンのシェア世界3位となっており、日本でもSIMフリー市場では1位の座に君臨している。最近ではauから「HUAWEI nova 2」も登場し、さらに日本でのシェアを盤石のものにしそうだ。

 そんな日本市場に乗り込んできたのが、同じ中国メーカーのOPPO。日本ではまだ聞き慣れないブランドだが、実はスマホ世界シェアではファーウェイに続く第4位。特にインドネシアやシンガポールといった東南アジア諸国で高い人気を誇り、アジア地域ではシェア1位とも言われている。

 OPPOが東南アジア諸国でシェアを伸ばしてきたのは、その大胆な広告戦略によるところが大きい。街中には屋外広告物を大量に投下。さらに小売店には販促物を提供し、なかばOPPO専門店のようなイメージのショップをプロデュース。さらに現地の有名芸能人をCMに使うなど、認知度アップを積極的に行なってきた。こういった広告戦略を推進していた責任者の鄧宇辰(トウ ・ ウシン)氏が、今回日本に設立されたOPPO JAPANの代表取締役に就任している。OPPOをアジアナンバーワンまでに育て上げた手腕が日本でも期待されているのだ。

 一方のファーウェイはモバイルルーターも含めて、かなり古くから日本市場に参入しており、いわゆる「格安スマホブーム」の火付け役ともいえる。コストパフォーマンスと、評価の高いカメラ性能で日本でのSIMフリー市場を牽引してきたメーカーだ。

カメラ機能で抜きんでる両メーカー

 両社の端末の特徴と言えば、なんといってもカメラ機能。ファーウェイはハイエンドモデルでカメラメーカーのLeicaと組み、デュアルレンズで高品質な仕上がりがウリ。一方のOPPOも、今回投入した「R11s」はカメラフォンと銘打つほど。ファーウェイにも人物写真をキレイに撮影するビューティーモードは搭載されているが、実はビューティーモードを採用したのはOPPOのほうが先。メインカメラだけでなく、インカメラのセルフィーに力をいれるなど、注力しているポイントは両社とも似ている。

 そこで今回は、両社の最新モデル「HUAWEI Mate 10 Pro」と「OPPO R11s」を徹底比較。両社のスマートフォンから、日本での戦いはどちらに軍配が上がるかチェックだ。

HUAWEI Mate 10 ProとOPPO R11sの特徴を比較

HUAWEI Mate 10 Pro
実売価格:8万4000円前後

 「HUAWEI Mate 10 Pro」は、ファーウェイのスマートフォンの中でもハイエンドに位置付けられるモデル。CPUは同社が開発したクアッドコアのKirin 970を採用。このCPUはAI対応CPUとも呼ばれており、専用のNPU (Neural-Network Processing Unit) を搭載。写真の判定などを高速かつ低電力で処理できるのが特徴だ。

 カメラは背面がデュアルレンズで、両方とも同じセンサーを搭載しているが、片方はカラー、もう片方はモノクロと役割分担されている。片方をモノクロセンサーにすることで、より明るさの感度が高くなり、明るい場所での白とびや暗い場所でのつぶれなどを抑えて、クッキリとした写真を撮影できる。

 ディスプレーは6型の有機ELパネルを採用し、解像度は1080×2160ドット。アスペクト比は最近のハイエンドではスタンダードになりつつある18:9。指紋認証センサーを背面に配置しているため、上下も含めて狭額縁を実現しており、ディスプレーの専有面積が大きいのもポイントだ。

 USB Type-Cの端子からHDMIなどで外部ディスプレーに画面を出力すると専用のUIに変わり、PCライクに使えるのもポイント。接続中のMate 10 Proはタッチパッドやキーボードとしても使え、簡単な仕事ならこれで十分だろう。

 SIMスロットはデュアル仕様で、いわゆるDSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)に対応しているが、microSDカードスロットはなく、写真や動画といったコンテンツも含めてすべて内蔵ストレージに保存する必要がある。そのほかIP67の防水・防塵にも対応するので、水気のある場所やアウトドアでも安心して使用できる。

上下のベゼルも狭く、スッキリとした印象

背面はカメラレンズ2つと指紋認証センサーが縦に並んでいる

4G+4Gでの待受が可能だが、microSDには非対応

外部ディスプレーにつなげて、PCのように扱うこともできる

ファーウェイ「HUAWEI Mate 10 Pro」の主なスペック
ディスプレー 6型有機EL
画面解像度 2160×1080ドット
サイズ 約74.5×154.2×7.9mm
重量 約178g
CPU HUAWEI Kirin 970
2.36GHz×4+1.8GHz×4(オクタコア)
メモリー 6GB
ストレージ 128GB
OS Android 8.0(EMUI 8.0)
対応ネットワーク LTE:バンド1/2/3/4/5/7/8/9/12/17
/19/20/26/28/32/34/38/39/40/41
W-CDMA:バンド1/2/4/5/6/8/19
DSDS(4G+4G) ○(DSDV)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:1200万画素(RGB)+2000万画素(モノクロ)
/イン:800万画素
バッテリー容量 4000mAh
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
カラバリ ミッドナイトブルー、チタニウムグレー

OPPO R11s
実売価格:6万2500円前後

 OPPOが日本参入第1弾として投入したのは、同社の最上位モデル「OPPO R11s」。Mate 10 Proと同じく18:9のアスペクト比で有機ELパネルを採用。ディスプレーサイズも6.01型で解像度は1080×2160ドットと数値的なスペックはほぼ同等。

 カメラ機能は背面がデュアルレンズで、こちらも1600万画素と2000万画素のセンサーを搭載しているが、どちらもカラーセンサーとして使用する。1200万画素のほうは通常光で使い、2000万画素のほうは4つの画素をひとつのブロックとして受光感度を高めることで、暗所での撮影に強い。それぞれユーザーが意識して使い分けるのではなく、自動で切り替えてくれるので、シャッターを押すだけで最適な撮影ができる。

 ディスプレー下部から上にスワイプするとコントロールセンターが表示されるなど、ユーザーインターフェースは一般的なAndroid端末よりiPhone Xに近い。ホームボタンなどディスプレー下部のナビゲーションキーを非表示にして、iPhone Xのように画面下部からのスワイプ操作をホームボタンに割り当てる設定も可能だ。

 指紋認証センサーは本体の背面に配置されている。生体認証はそのほか顔認証機能も装備しており、認証速度は0.08秒と高速。実際に登録して使ってみたが、ディスプレーをこちらに向けた瞬間にロックが解除されており、精度もかなり高い。

 SIMスロットはnanoSIM×2だが、片方はmicroSDとの共用となっている。

こちらも18:9のアスペクト比で、6.01型と広画面

カメラレンズは背面左上にあり、横に並んでいる。指紋認証センサーは楕円形

SIMスロットは4Gと3GのDSDSに対応し、片方はmicroSDとの共用

Type-Cではなく、microUSBコネクターを採用。上下のエッジの部分が凹んでおり、指でスピーカーなどを塞ぎにくくしている

「OPPO R11s」の主なスペック
メーカー OPPO
ディスプレー 約6.01型有機EL
画面解像度 1080×2160ドット
サイズ 約75.5×155.1×7.1mm
重量 約153g
CPU Snapdragon 660
2.2+1.8GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
OS Android 7.1
カメラ画素数 アウト:1600万画素+2000万画素
/イン:2000万画素
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19
/20/26/28/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
DSDS
バッテリー容量 3205mAh
生体認証 指紋、顔認証
USB端子 microUSB
SIM形状 nanoSIM×2
カラバリ シャンパーニュ、ブラック、レッド

 続きは「OPPOスマホ『R11s』は買いなのか ファーウェイ『HUAWEI Mate 10 Pro』と比較レビュー」でお楽しみください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定。いまならASCII倶楽部3日間無料お試しキャンペーンを実施中! 詳細は下記をご覧くださいませ。

 ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が毎日更新されております!

3日間無料トライアルキャンペーン実施中!

 アスキーの会員サービス(月額1080円)「ASCII倶楽部」では、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

 加えて、ASCII倶楽部では会員の方だけが読める連載・特集記事やニコ生のアーカイブ、さらにはイベント(!)も楽しめちゃいます。

 そんな月額サービスのASCII倶楽部はただいま3日間無料トライアルキャンペーンを実施中。トライアルキャンペーンでは、ASCII倶楽部のすべてのコンテンツを利用できるので、期間内であれば週アスも読み放題!

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額1000円+税(税込1080円)
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explor 11※Edgeは除く , Google Chrome , Firefox
(Mac)Safari
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー No.1520(2024年12月3日発行)

バックナンバー

  • 週刊アスキー No.1519(2024年11月26日発行)

  • 週刊アスキー No.1518(2024年11月19日発行)

  • 週刊アスキー No.1517(2024年11月12日発行)

  • 週刊アスキー No.1516(2024年11月5日発行)

  • 週刊アスキー No.1515(2024年10月29日発行)

注目ニュース

ASCII倶楽部の最新記事