4K・8K放送に対応できそうな現行4Kモデル ソニー編
ソニーも現行の4Kテレビはすべて4K・8K放送対応となる。これも将来発売される4K・8K放送用チューナーを接続すれば視聴が可能になるという意味で、HDMI入力からのHLG信号対応であるかどうかの具体的な情報は公開されていない。
すべてのモデルがスカパー!プレミアムサービス用のチューナーは内蔵しており、内蔵チューナーならばHLG信号にも対応するが、HDMI入力からのHLG信号を入力できるかどうかは不明。
ちなみに、同社のデジタル一眼「α7R III」はHLG方式のHDR動画撮影に対応するが、それをテレビで見る場合はHDMI接続ではなくUSB接続となる。アップデートなどで対応可能かどうかについては、個別に確認する必要がある。
おすすめと言える代表的なモデルは、有機ELテレビの「A1」シリーズ。フォトスタンドのように画面を背後のスタンドで支える大胆なデザインを採用し、スピーカーも前面のガラス板を振動させて音を出す「アコースティック・サーフェス」という技術で、今までにないスタイルを実現した。
4K・8K放送に対応できそうな現行4Kモデル 東芝編
東芝については、有機ELテレビと液晶テレビの最上位モデルとなる「X910」「Z810X」シリーズで、HDMI入力からのHLG方式の入力がアップデートにより対応済み。
この2シリーズについては完全対応と言えるので安心できる。そのほかのモデルを見ると、スカパー!プレミアムサービス用のチューナーを内蔵する「BZ710X」がHLG方式のHDMI入力に対応。また「M510X」シリーズも対応する。
完全対応となるX910シリーズとZ810Xシリーズは、表示パネルが有機ELか液晶かの違いで、高画質エンジンも「レグザエンジンBeauty PRO」で、パネルに合わせた最適化を行なっているが基本的には同等と言えるもの。
それぞれのパネル性能を活かした高画質設計はもちろんだが、対応するUSB HDDの増設で地デジ6chを全録できる「タイムシフトマシン」機能を備えているほか、独自のクラウドサービスへの対応や遅延の少ないゲームモードなど、多彩な機能を備えている。
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