PCパーツの写真。ケースに組み込んでからの撮影もあれば、組み込む前に室内で撮影するというものがあるが、外で撮影するのも一興だ。同人誌ではPCパーツのグラビア的なものもあるし、ASUS ROGが行なっていた応募企画「#ASUSとデートなう」では、思いっきり持ち歩いている人も多くいた。
とりあえず純日本製CPUクーラー「T-Shooter」を持っていくスタイルもその走りといえるだろう。見た目はともあれ、スマホをスマホで撮影するアクションとそうは変わりないので、出張のついでに持参したCPUクーラー「グランド鎌クロス3」で、トレンドとなりつつあるPCパーツグラビアにトライしてみた。
なお、グランド鎌クロス3は販売が終息しているが、2018年1月末にスポットで在庫が復活している。買い逃してしまった諸兄らにおいては、いまがチャンスだ。
ロケ地は長野県にある渋温泉。冒頭の露天風呂の写真は、サクッと撮影許諾を出してくれた「大丸屋」。リーズナブルなプライスながら、居心地のいいお宿である。国内外問わず、リピーターが多いというのも納得がいく民宿的な旅館なので、渋温泉に行く予定を立てたときは大丸屋をチェックしよう。
なお露天風呂は硫黄成分が多く、内風呂は鉄分と塩分豊富であり、とても身体が温まる。それもあってか、風呂あがりに無性にアイスが欲しくなるため、予め用意しておくことをオススメする。クーリングは真冬でも大事である。
肝心の撮影だが、課題は物理的な高さだ。三脚なり、ワイヤーなりでリフトアップしないと、どうしても地面に置くことが増えてしまう。木や塀を利用するのもありだが、条件が限られるので、あらかじめ対策を検討しておくといいだろう。
また画質を求めるのであれば単焦点レンズとなるが、望遠ズームのほうが背景利用がしやすいので、初期のトライアルはズームをオススメする。ただ、低い位置からの撮影だけにするのであれば、小型三脚とスマホでも充分なのでフットワーク重視のプランもOKだ。このあたりは、近所の公園などでテストしてみて感覚を掴むといい。
今回使用した機材は、ソニーのα7RIIIとVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical、NOKTON 40mm F1.2 Aspherical E-mountだ。