定電流コントローラーと組み合わせてちらつきのない照明が実現可能に
リコー、出力電流と電圧を任意に制御できるPFC/LEDドライバコントローラICを販売開始
2018年02月06日 15時00分更新
リコー電子デバイスは2月6日、業界初の出力電流と電圧を任意に制御できる、共振ゼロボルトスイッチング PFC/LEDドライバコントローラIC「R1700Vシリーズ」を受注およびオンライン販売開始した。
PWM信号入力により出力電流または出力電圧が任意に設定可能なため、電圧可変PFCとしても、電流可変PFC機能付きLEDドライバコントローラとしても使用可能。昇圧、降圧、反転昇降圧のトポロジーを選択でき、反転昇降圧トポロジーではユニバーサル入力電圧対応、かつ任意の電圧出力が可能。
入力電圧は8~650V。最大650V動作電圧レギュレーターとハーフブリッジゲートドライバを内蔵する。すでに量産を開始しているリコーR1580N定電流コントローラICと組み合わせることで、フリッカフリーかつEMIの少ない調光制御可能なLEDドライバが実現でき、LED照明の下で撮影した場合のフリッカーやノイズを大幅に削減可能。SSOP-16パッケージで供給され、サンプル価格は500円(500個購入時の価格)。