編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年初頭版】 第5回
注目のSIMフリータブレットカタログ ファーウェイは2万円台の高コスパ機、ASUSは4:3モデル
2018年01月21日 12時00分更新
4:3の縦横比で電子書籍の表示に適している
ASUSの高性能タブ「ZenPad 3 8.0」
ASUSの高性能SIMフリータブレット「ZenPad 3 8.0」は、iPadシリーズと同じ4:3の縦横比の画面と、ハイスペックが売りの1台。特にコミックや雑誌など、固定レイアウトの電子書籍に適したモデルと言える。
主なスペックは、ディスプレーは2048×1536の7.9型液晶、高性能コアも搭載したSnapdragon 650(6コア)、4GBメモリー、32GBストレージ、8メガカメラ(イン2メガ)、4680mAhバッテリーなど。OSはAndroid 7.0へのアップデートも提供されており、2016年初倍のモデルながら店頭ではいまだに人気製品となっている。ネットワーク面では2波のキャリアアグリゲーションにも対応。7.57mm/320gという薄型軽量筐体も魅力だ。
希少な10型クラス&4:3のSIMフリータブレット
ASUS「ZenPad 3S 10 LTE」
ASUSの「ZenPad 3S 10 LTE」は、10型クラスでディスプレーの縦横比が4:3、しかもLTE対応という貴重なAndroidタブレットだ。
9.7型液晶(2048×1536)を搭載する以外は、ZenPad 3 8.0と共通のスペックが多いが、縦横比4:3のディスプレーがやはり電子書籍用途には便利。このサイズなら、横画面での見開き表示で特に威力を発揮しそうだ。また、画面下部のデュアルスピーカーに加え、ヘッドフォン使用時はバーチャルサラウンド再生に対応するなど動画用途にも向いている。
もう少しお手頃に購入できるASUSの10型タブ
「ZenPad 10(Z301MFL)」
ASUSは縦横比4:3のZenPad 3シリーズが人気の中心だが、こちらの「ZenPad 10(Z301MFL)」はより標準的な1920×1200ドットの10.1型液晶を搭載する。
動画再生を意識し、画面の美しさが特徴。「VisualMaster」と名付けられた同社独自技術により、周囲に応じたコントラストや明るさに調整するほか、パネルの構成を減らすことで高い光透過性による鮮明な表示を実現しているという。また、サウンド面でもヘッドフォンで7.1ch、本体のスピーカーでも同様にバーチャルサラウンドを実現している。
主なスペックは、10.1型液晶のほかは、CPUがMediaTek製クアッドコアのMT8735A(1.4GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、5メガカメラ(イン2メガ)、4680mAhバッテリー、Android 7.0など。他のASUS製タブと同じくauネットワークにも対応する。価格は実売約2万8000円。
価格重視なら、9.7型のiPad
iPad Proは強力だが、お値段はノートPC以上!?
LTE対応&SIMフリーのタブレットと言えば、iPadももちろん人気だ。対応周波数が非常に多く、国内3キャリアや海外での利用に広く対応するほか、タブレットに特化したアプリの充実度、iOSのアップデートやリセールバリューなど、単純な価格以上にAndroidタブレットに対してのメリットは大きい。
タブレット単体で利用するなら、新型iPadが価格的に魅力的。厚さ7.5mm、重量は478gと少し分厚く、重いが、実用的にはまったく問題はなく、それでいてSIMフリーのLTE版でも5万円台から用意されているので、上述の要素からは割安感すら感じる。
iPad Proの10.5/12.9型モデルももちろん注目。ノートPCに匹敵する高い処理性能や最大512GBの大容量ストレージなど、活用の幅は広い。ただし、価格の方もノートPC並。特に256/512GBモデルはかなり高価になっている。
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