編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年初頭版】 第5回
注目のSIMフリータブレットカタログ ファーウェイは2万円台の高コスパ機、ASUSは4:3モデル
2018年01月21日 12時00分更新
ファーウェイは10型モデルも充実
ミドルクラスの「MediaPad M3 Lite 10」
普段から持ち運ぶなら8型が手軽だが、10型タブレットのLTE対応モデルも人気だ。その要因の1つが動画配信サービスの普及だろう。動画を楽しむなら、大画面の方が迫力があるほか、「Netflix」のように自宅のWi-Fi経由で一旦コンテンツをダウンロードしておき、外出先でも見られるサービスも増えている。また、Officeファイルの閲覧・編集など、簡単な仕事をこなすという部分でも便利に利用できる。
ファーウェイの10型モデル「MediaPad M3 Lite 10」は、前述の「MediaPad M3 Lite」と同様に、ミドルクラスの製品で、実売価格は約3万4000円。性能やスペック面はそのMediaPad M3 Liteと同等の部分が多い。フルHDオーバー(1920×1200)の10.1型液晶にSnapdragon 435、3GBメモリー、32GBストレージ、指紋センサーなど。バッテリーサイズも6660mAhとサイズ相応に大型化されている。
より強化されているのはサウンドで、横画面時に上下となる側面に2つずつ、計4つのスピーカーを搭載することで、横画面でも縦画面でもステレオになる。もちろんHarman Kardonによるチューニング。Microsoft Office Mobileの各アプリもプリインストールされているので、Bluetoothキーボードとの組み合わせでノートPC的にも使えそう。
大画面でもお手頃価格なのは変わらず
「MediaPad T3 10」
ファーウェイのもう1台の10型タブレットはエントリークラスの「MediaPad T3 10」。大画面なのにLTEモデルでも実売約2万2000円という価格が最大の魅力だ。
MediaPad M3 Lite 10と比べると画面サイズはやや小さい9.6型(1280×800)、CPUもクアッドコアのSnapdragon 425(1.4GHz)になるが、8mm切りの薄型筐体と10型にしては軽量な460gの重量は本機も同じ。無線LANが5GHz対応(IEEE802.11n)、OSがAndroid 7.0だったりと、快適に使うための基本性能はしっかり備わっている。8型モデルのT3と同様に子供用のタブレットという用途も考えられる。
レノボの8型高性能タブレット新製品
「Lenovo TAB4 8 Plus」
レノボも、国内向けにLTE対応Androidタブレットをリリースしている貴重なメーカー。「Lenovo TAB4 8 Plus」は昨年12月に発売された製品で、フルHDオーバー(1920×1200)の8型IPS液晶を搭載する高性能モデルだ。
スペック的にはSnapdragon 625(オクタコア、2GHz)、4GBメモリー、64GBストレージ、8メガカメラ(イン2メガ)、4850mAhバッテリー、Android 7.1と、ミドルクラスからやや上の性能。デザイン的にも前面背面の両方にガラス素材を採用しているほか、7mm/300gの薄型軽量ボディーがうれしい。ただし、3G/LTE対応の周波数がやや少なめなので、その点には注意する必要がある。価格的には約3万8000円だが、時期やキャンペーンによってはより安価に販売されているケースも。
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