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オネーサンもいいけれど!

あのケン・ブロックも来た! 東京オートサロン2018のやりすぎカスタムカーたち

2018年01月19日 10時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩、高橋秀彰

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もっと速く、もっとド派手に!

 1月12日から14日まで幕張メッセで開催されていた東京オートサロン2018。カスタムカーとアフターパーツの祭典であるオートサロンは実に様々なクルマが集結するところが見所となっている。

 モータースポーツ関連の展示も多く、Mercedes-Benzブースでは2017年のSUPER GT、GT300クラスチャンピオンである「グッドスマイル 初音ミク AMG」も展示され大盛況。

 そんなオートサロンでも一際目を引くジャンルがスーパーカーのカスタマイズ。ただでさえバカっ速なスーパーカーをチューニングして、なおかつボリューミーにドレスアップされた世界をご覧いただきたい。

 スーパーカーといえばド派手の筆頭はランボルギーニ。ウラカンはランボルギーニの中でも出展台数が多く、さまざまなカスタマイズが施されていた。中にはヨーロッパ・ブランパンシリーズに参戦するためのマシンをそのまま展示する出展者も。

 ウラカンをはじめ、最近のスーパーカーカスタマイズではリベット留めのオーバーフェンダーが大流行。その潮流を作ったのがLiberty Walk。そのLiberty Walkが今回のオートサロンに持ち込んだ新作は、なんとランボルギーニ・ミウラ!

 現存台数もかなり少なく、オークションに出品されれば億の値段がつくこともありえるというミウラをレーシングモディファイ? と思いきや、フォード GT40のイギリス製レプリカをベースに、ミウラのボディカウルを製作したというもの。ここまで忠実再現な上にカスタマイズされるとレプリカといえども潔さを感じる。

 同じイタリアでもフェラーリ「488 GTB」は、フロントスポイラーやサイドスカートなどがメインで、 ドレスアップというよりは効きそうな空力パーツでの性能アップを狙っている感じです。またメーカーとしては同門のマセラティだが、こちらはリベット留めオーバーフェンダーのレトロレーサースタイルにカスタマイズされている。

 イタリアでも新興のスーパーカーメーカーと言えるパガーニのゾンダ。ベーシックな仕様でも数千万、一般的に納車される仕様では概ね1億円に近いといわれるゾンダを惜しげもなくカスタマイズ。ここまで来るとカスタマイズというよりワンオフの世界である。

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