直販サイトで4万241円引きで購入可能

PCゲーム入門に! GTX 1060で大半のゲームが遊べるレノボPC

文●林佑樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

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「Lenovo Legion Y520 Tower」

 レノボ・ジャパンの「Lenovo Legion Y520 Tower」は、エントリー向けゲーミングパソコン。前回は、吸気口を持たない両側面のため狭い場所にも設置しやすいなど、外観や内部の構造について紹介した。構成はカスタム可能だが、試用モデルはCore i7-7700(3.6GHz)、GeForce GTX 1060、16GBメモリー、1TB HDD、256GB SSD(M.1接続)を搭載。タイトルによっては設定の変更が必要となるが、大半のゲームを楽しめる。

 価格は17万4960円だが、レノボ・ジャパンの直販サイトでクーポンを使用すれば、4万241円引きの13万4719円で購入できる(1月16日現在)。今回は、実際にベンチマークを計測して、性能をチェックしていこう。

FF14は余裕で遊べる! PUBGは設定次第

 今回試したベンチマークは、「3DMark 2.4.3819」「PCMark 1.0.1403」「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」「V-ray Benchmark 1.0.6」「CINEBENHC R15」「CrystalDiskMark 6.0.0」。グラフィックドライバーはGeForce Game Ready Driver 388.43。

Time Spyの結果

Fire Strikeの結果

Fire Strike Extremeの結果

PCMark 10の結果

 Lenovo Legion Y520 Towerに搭載されているGPUは、GeForce GTX 1060(3GB GDDR5)で、重量級のタイトルだとVRAM不足になりがち。しかし、M.2 SSDの性能が良好なので、タイトルによってインストール先を切り換えれば、プレーフィールの向上につながるだろう。SSD+HDDの構成をフルに活用していくといい。

 そのほかのスコアを見ると、フルHDもしくはそれ以下の解像度であれば、ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークは十分に耐えるスコアになっており、設定を気にせず遊べるハズ。人気タイトル「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」も、設定次第でしっかりと遊べる性能を持っている。エントリー向けながら、バランスはいい。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークを最高品質/1920×1080ドット/フルスクリーンで計測。平均フレームレートは111.629。4Kでプレーしたい場合も、設定を変更すれば60fps以上をキープできるだろう

CrystalDiskMark。OSがインストールされているストレージは、256GB SSDとなっている。OSに加え重いゲームタイトル×1は保存できるので、よく遊ぶタイトルをインストールするのもアリ

CINEBENHC R15。ソフトウェアエンコードをする余裕はあるので、凝った配信も可能

V-ray Benchmarkの結果

最初のゲーミングマシンにオススメ!

 以上のように、Lenovo Legion Y520 Towerはエントリー向けながら、十分な性能を持っている。前回触れたように、内部の清掃や拡張性もあり、かつやりやすい構造のため、はじめてのゲーミングパソコンとしてもオススメ。ゲームで遊びつつ、必要なメンテナンスを覚えるのにピッタリな1台だ。

試用機の主なスペック
機種名 Lenovo Legion Y520 Tower(90H7004XJM)
CPU Core i7-7700(3.6GHz)
グラフィックス GeForce GTX 1060(3GB GDDR5)
メモリー 16GB
ストレージ 1TB HDD、256G SSD(M.2接続)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×2、HDMI端子、DisplayPort×3、DVI-D端子、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、オーディオポート×3、有線LAN端子など
サイズ およそ幅182×奥行468×高さ402mm
OS Windows 10 Home(64bit)