Amazonが対応、パナソニックも製品を投入
2018年にも実用段階に進むHDR+
HDR10+に賛同しているメーカーは、規格の提案主でもある20世紀フォックス、パナソニック、サムスンの3社に加えて、ワーナー、Amazonがすでにサポートを表明済み。
注目は、米国ではすでにHDR10+で配信しているAmazonが、グローバルでの展開も新たに表明したことだ。
UltraHD Blu-rayも12月に技術仕様v3.2が策定され、HDR10+が盛り込まれた。作品の制作ツールはすでにテスト段階で、HDMIによる伝送はHDMI 2.0で対応でき、すでにライセンス待ちの段階だ。
なお、後方互換性としてHDR10+のコンテンツはHDR10のみ対応の機器ではHDR10として再生も可能だ。
既存のHDR10のポテンシャルを引き上げる、というより策定時の弱点を補完する規格として前進を始めたHDR10+――早くもパナソニックの2018年モデルから対応機器が登場し、今後のHDRコンテンツのスタンダードになる可能性大だ。
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