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倶楽部のAV特集 第25回

スマホ連携ブルーレイレコーダー サーバー的に活用できるってどういうこと?

2017年12月07日 18時00分更新

文● ちゅーやん

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 本日は、ASCII倶楽部で12月1日に公開した「スマホ連携ブルーレイレコーダー サーバー的に活用できるってどういうこと?」を紹介します。


 Blu-ray レコーダーというとテレビ番組を録画し、Blu-rayに保存したり、またはBlu-rayタイトルや録画した番組を見るためのもの、という印象が強い。

 しかし、最新のレコーダーは上記の機能が薄らぐほどの別の機能が発達している。それはスマートフォンとの連携だ。

 現行のレコーダーならば、外出先からの録画予約や録画した番組などをスマホを使って外出先で再生できる「リモート視聴」は当たり前。それどころか、スマホで撮った写真や動画を外出先から転送したり、レコーダーに保存した音楽を外出先で楽しめたりする。

 もはやレコーダーというより、スマホの動画、写真、音楽サーバーと言っても過言ではない進化を遂げているのだ。

 今回はその代表格であるパナソニックの「おうちクラウドディーガ DMR-UBZ2030」を中心として、最新レコーダーのスマホサーバーっぷりを紹介していきたい。

「おうちクラウドディーガ」とは
スマホ向けサーバー機能を強化したレコーダー

「DMR-UBZ2030」の外観。薄型で奥行きもぐっとコンパクトになっているが、Wi-Fiも内蔵するなど、最新の機能を満載している

「DMR-UBZ2030」の外観。薄型で奥行きもぐっとコンパクトになっているが、Wi-Fiも内蔵するなど、最新の機能を満載している

 パナソニックが最新モデルで打ち出したおうちクラウドディーガとは、レコーダーをホームサーバーとして、さまざまなコンテンツを保存し、どこからでも自由に視聴できるようにするコンセプトだ。

 これまでのレコーダーも、宅内(LAN内)においてはDLNAで録画番組やレコーダーに保存した動画や静止画、音楽を別のデバイス(テレビやスマホなど)視聴できたし、宅外(LAN外)においてもリモート視聴機能により、家のレコーダーのコンテンツを見ることができた。

 おうちクラウドディーガはこれを1歩進めて、スマホで撮った写真や動画、音楽配信サイトで購入した音楽などを宅外からでも保存可能とし、さらに別の家のディーガに送ったりもできるようにした。

 つまり、屋外/屋内関係なく、ディーガをスマホのメガストレージサーバーとして利用できるようになっている。

 保存したデータはBlu-rayメディアに保存できるので、バックアップのしやすさという面でも便利だ。

 もちろん、テレビ番組の視聴や録画予約という面でも機能を進化させており、おすすめ番組の提示など興味を引きそうな番組を探しやすくなっている。

 なお、レコーダーには「全録」とよばれる製品もある(パナソニックでいうところの全自動ディーガ)。複数チャンネルを24時間・365日録り続けて最新の数週間~1ヵ月分だけ保存しておき、後からユーザーが自由に番組を選んで視聴できる、という製品だ。

 残念ながら今回のおうちクラウドディーガに全録機は含まれない。ただし、おうちクラウドディーガのコンセプトと全録は相性抜群のはず。おそらく今後、全自動ディーガにもおうちクラウドの機能が取り込まれていくだろう。

おうちクラウドディーガをスマホのサーバーとして使い倒す!

正面のカバーを開けたところ。左にBDドライブがある

正面のカバーを開けたところ。左にBDドライブがある

背面にはHDMI出力を2系統を装備。HDD増設用のUSB端子や光デジタル音声出力、ネットワーク端子を備える

背面にはHDMI出力を2系統を装備。HDD増設用のUSB端子や光デジタル音声出力、ネットワーク端子を備える

 パナソニックの「DMR-UBZ2030」(実売価格 10万円前後)は、3チューナーを内蔵した最新BDレコ。HDD容量は2TBのモデルで、4K HDRの高画質を楽しめるUHD BDの再生にも対応している。

 新番組や特別番組をピックアップしてお知らせする「新着番組」などもあり、見たい番組、録りたい番組を探しやすくなっている。もちろん、番組表のスクロールもスムーズだ。

 ただし、大きな進化点は前述のおうちクラウドディーガの機能を搭載する点。テレビ番組だけでなく、音楽や写真、動画などをスマホで自由に再生したり、スマホで撮った写真などをその場でレコーダーに保存するなど、スマホ用のメディアサーバーのように使えるようになった。


 続きは「スマホ連携ブルーレイレコーダー サーバー的に活用できるってどういうこと?」でお楽しみください。

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