組み立ては超簡単。OSインストール終了まで約30分(!?)
さて、ベアボーンキットの組み立ては極めて簡単だ。本体底面のネジを緩めてカバーを外し、ストレージとメモリーをスロットに装着するだけ。
メモリーのスロットは狭い場所にあるため、装着はコツと慎重さが必要だと思うが、自作をしたことのない初心者でもベアボーンに付属のマニュアルを見ながらやれば問題ないだろう。
組み立てたら4Kテレビと接続し、電源を投入。なお、今回は東芝の4Kテレビ「レグザ Z810X」(50V型の実売価格 20万円前後)をディスプレーとして利用する。昔は「dynabook」との連携使用をウリにしていたこともあり、比較的PCとの親和性が高いテレビだ。
テレビとHDMIで接続したら電源を投入。PCの画面が表示されるが、当然ながらエラーとなる。OSが入っていないからだ。
そこで、Windows 10の入ったUSBメモリーを差して再起動。すると、インストーラーが立ち上がって導入の処理が開始される。
Windowsのインストール自体は10分程度で済み、組み立てはじめてから30分ぐらいしか経過していない。
だが、ここからが長かった。OSインストール時、LANにつなぐのを忘れたため、更新プログラムなどが適用されていなかったのだ。早すぎると思った……。
Windowsの更新プログラムとインテルのハードウェアのドライバー更新、UEFI更新などを手動で行なった結果、なんだかんだで1時間半ほどかかった。