ASUS「ROG MAXIMUS X APEX」、「ROG MAXIMUS X HERO」
ASUSからZ370搭載のOC向けモデルが2モデルデビュー
2017年11月10日 23時53分更新
ASUSから、Z370チップセット搭載マザーボード「ROG MAXIMUS X APEX」と「ROG MAXIMUS X HERO」が発売された。いずれもゲーマーやオーバークロッカー向けマザーボード「MAXIMUS」シリーズの製品だ。
メモリースロット2本のOCモデル
「ROG MAXIMUS X APEX」
「ROG MAXIMUS X APEX」は、E-ATXフォームファクターながらDDR4メモリースロットは2本のみという特殊なスペックをもつマザーボード。2本に減らすことで配線を最適化。配線間のノイズの影響を最小限に抑え、信号品質の向上を行なった。これにより、DDR4-4500といった高クロックのメモリーが運用できるようになった(DDR4-2800以上の動作は保証外)。
OC向け機能として、極冷オーバークロックをサポートするハードウェアレベルのコントロールとオンボードの結露検出回路を搭載。メモリースロットと同形状の独自スロットを採用したM.2スロットに差す拡張カード「ROG DIMM.2」が付属するのも従来通りだ。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×3、PCI Express(3.0) x4×1(x16形状)、PCI Express(3.0) x1×2。メモリは、DDR4 DIMM×2(DDR4-4500(OC)/4333(OC)/4266(OC)/4133(OC)/4000(OC)/3866(OC)/3733(OC)/3466(OC)/3400(OC)/3333(OC)/3200(OC)/3000(OC)/2800(OC)/2666/2400/2133 、最大32GB)という構成。
オンボードインターフェースとして、5ギガビットLAN(AQUANTIA AQC108)やギガビットLAN(intel I219V)、サウンド(ROG SupremeFX S1220A)、M.2×2(「DIMM.2」カード)、SATA3.0×4、USB 3.1×2(Type-A+Type-C)、USB 3.0×8、USB 2.0×6などを装備。グラフィックス出力機能としてHDMI 1.4b×1、DisplayPort 1.2×1を搭載する。
価格は4万5144円。パソコンショップアークやオリオスペック、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売中だ。
ゲーマー向けハイエンドモデル
「ROG MAXIMUS X HERO(Wi-Fi AC)」
「ROG MAXIMUS X HERO(Wi-Fi AC)」は、ATXフォームファクターのゲーマー向けハイエンドモデル。カスタマイズ可能なRGB LEDイルミネーション機能「Aura Sync」により、チップセットやI/O部、M.2スロットなどが発光する。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×2、PCI Express(3.0) x4×1(x16形状)、PCI Express(3.0) x1×3。メモリは、DDR4 DIMM×4(DDR4-4133(OC)/4000(OC)/3866(OC)/3733(OC)/3600(OC)/3466(OC)/3400(OC)/3333(OC)/3300(OC)/3200(OC)/3000(OC)/2800(OC)/2666/2400/2133 、最大64GB)。
オンボードインターフェースとして、ギガビットLAN(intel I219V)やWi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.2、サウンド(ROG SupremeFX S1220)、M.2×2、SATA3.0×6、USB 3.1×3(Type-A+Type-C)、USB 3.0×6、USB 2.0×6などを装備。グラフィックス出力機能としてHDMI 1.4b×1、DisplayPort 1.2×1を搭載する。
価格は4万824円。パソコンショップアークやドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売中だ。