Windows Hello対応の指紋認証や音響調整技術「MaxxAudio Pro」を搭載
新Inspiron 13は狭額&高性能液晶で第8世代CPUのハイグレードノートPC (2/2)
2017年11月10日 17時00分更新
電源ボタン内蔵の指紋認証機能が便利
New Inspiron 13 7000のキーボードは、各キーが分離独立したアイソレーションタイプが搭載されている。キーストロークは浅めだが、キーピッチは約19mmあってクリック感もしっかりあり、思った以上にタイプしやすい印象だ。キーボードにはバックライトを内蔵し、キートップの文字が光るため暗所でも各キーを判別しやすいのがうれしい。
キーボードの右上に電源ボタンがある。このボタン部分には指紋認証センサーが内蔵されており、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」で使用できる。実際に試してみたが、電源ボタンを押したあと、一度ボタンから指をはなしてロック画面が表示された際に再度ボタンに触る必要があるものの、指を当てるだけで面倒なパスワード入力なしにサインインできるのはやはり便利。今回試した限りでは精度も高いようで、指を当てる角度をいろいろ変えて試してみたが誤認識されることもなく、毎回スムーズにサインインできた。
インターフェースは左側面にUSB 3.1(Type-C、Gen1)端子、HDMI端子、USB 3.1(PowerShare機能付き)端子、ヘッドセット端子が搭載されている。また、右側面にはSDカードスロット、USB 3.1端子、セキュリティーケーブルスロットがある。
USB 3.1(Type-C)端子は映像出力にも対応しており、別売のアダプターを使えば外部ディスプレーに接続して使用可能だ。また、HDMIはバージョン2.0に対応しており、4K/60fpsでの出力もできる。4K解像度のディスプレーを所持している人や、これから購入しようと考えている人には、うれしいポイントだ。
本体底面上部の左右にはステレオスピーカーが内蔵されている。また、WAVESの音響調整技術「MaxxAudio Pro」も搭載。これにより、低音域を疑似的につくり出せるため、物理的なサブウーファーが搭載されたサウンドシステムほどではないものの、迫力があり臨場感豊かなサウンドを楽しめる。
180度開閉可能なディスプレーや指紋認証機能内蔵電源ボタンなど、ユニークな機能を搭載したNew Inspiron 13 7000。今回は、外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回はその気になるパフォーマンスをチェックしていこう。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | New Inspiron 13 7000(プラチナ) |
CPU | Core i7-8550U(1.8GHz) |
グラフィックス | インテルUHD グラフィックス620(CPU内蔵) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | ー |
ディスプレー | 13.3型ワイド(1920×1080ピクセル) |
インターフェイス | USB 3.1 Type-C(DisplayPort/電源供給)端子、USB 3.1端子×2(うち1基はPowerShare対応)、HDMI 2.0端子、マイク入力/スピーカ出力端子、Nobleロック・セキュリティスロット、SDカードリーダー |
サイズ/重量 | およそ幅309.7×奥行215.7×高さ15.19~16.42mm/約1.4kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |