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電波を電力に変換する回路を実装

東京駅が光る! 回路基板のiPhone Xケース

2017年11月10日 17時30分更新

文● 天野透/ASCII

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iPhone X版には東京駅部分のLEDを光らせる回路が実装された

 電子技販は11月9日、プリント基板をデザインしたiPhone X用ケース「FLASH iPhone Xケース」を発表した。東京近郊の鉄道路線図を模した「東京回路線図」の価格は1万4040円で同日発売、以降は関西やニューヨーク、パリの回路線図のほか「EVA初号機」など、合計で8種類のデザインを予定している。

 電子回路のプリント基板製造に用いられる設計製造技術や設備をiPhoneケースのデザインに使用。iPhoneが発する電波を基板の裏面にあるアンテナで受信し、表面の乗換駅部分に実装されているパーツで東京駅部分のLEDが光る回路を組んでいるという。このため発光に電池は不要で、電波に合わせてLEDの光量が増減するとしている。

 距離や方向をデフォルメして機能性を向上させた鉄道路線図は、元々電子回路を元に発案されたもの。製品は同社代表の北山寛樹氏が、幼少期に感じたという「基板は機能の為に作られたものでありながらデザインとしても美しい」という芸術性を、iPhoneケースで表現したという。

実際の基板製造設備や技術がふんだんに使われている

白と黒の2色も展開

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