ツイッターは11月8日、Twitterのツイートの制限文字数を拡大すると発表しました。
同社は9月27日から、1つのツイートの制限文字数を、現在の140文字から280文字に拡大するテストを開始していました(関連記事)。テストは利用者の中から5%のユーザーを対象に、およそ4週間から6週間かけて実施されました。
テストの結果、「Twitterのスピードとシンプルさを保ちながら、より表現できるようにすること」が達成されたため、制限文字数の拡大に踏み切ったとのこと。
なお、日本語、中国語、韓国語は引き続き制限文字数が140文字のままです。「日本語、中国語、韓国語では英語やスペイン度、ポルトガル語、フランス語などの他の言語に比べ、倍ちかい情報量を伝えることができるため」とのこと。
同社の調査によると、英語でツイートする場合、その9%が文字数の上限に達していました。つまり、英語で140文字以内となると、自分の考えをツイートにまとめることが簡単ではなく、送信する前の編集などに時間を使ったりするため、場合によってはツイートすることを諦めることになりかねません。
しかし、この問題は文字数280文字に拡大することによって緩和され、テストの範囲内では、文字数が上限に達したツイートは全体の1%になったとのことです。
ちなみにテストの結果、140文字以上のツイートは5%、190文字を超えたツイートは2%とのことでした。これを受けてツイッターは「タイムラインをご覧になっても現在のものと大きく変わることなく、タイムライン上には現在とあまり変わらない数のツイートが表示されることになります」と述べています。