世界最小の音ゲーマシンを謳う、同人ハードウェアのサウンドガジェット「ゆびトーン」が家電のケンちゃんで販売中だ。
遊ぶ際に使う鍵盤は1つだけという、超シンプルな自作の音ゲーマシンが登場。ハンダを使って組み立てる工作キットで、組み上げれば指1本で演奏できるユニークなサウンドガジェットが完成する。
(完成した)製品の基板上には、曲番号を表示するLEDの周囲に操作ボタンが集中。曲選択ボタンで内蔵音源から好きな曲を選択、自動演奏ボタンを押して流れる曲を参考にしつつ、1つだけの鍵盤を押して演奏する。
音階などの調整は本体側でやってくれるため、タイミングを合わせて鍵盤を押すだけで曲として演奏可能。本体には、「チャルメラ」や「君が代」、「かごめかごめ」、「Auld Lang Syne(蛍の光)」など、よく知られた10曲が収録されている。
なお、ArduinoUNOを使用すれば、MIDIやMHLからコンバートした好きな曲を収録することも可能。工作の難易度は初心者レベルとのことで、ハンダを握ったことがある人なら問題なく組み立てられるだろう。
家電のケンちゃんにて、キット本体が2000円(税抜)、電源用の電池ケースが500円(税抜)で販売されている。