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制振設計など内部も新設計多数

オンキヨーの小型DAP「rubato」がモデルチェンジでMQAに対応

2017年11月02日 08時00分更新

文● 天野透/ASCII

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新「rubato」。見た目はほとんど変わっていないが、内部はかなり手が入っている

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは11月1日、オンキヨーブランドのデジタルオーディオプレーヤー“rubato”(ルバート)の新モデル「DP-S1A」を発表した。12月中旬発売予定で、価格は6万480円前後。

 従来機と同じサイズの幅63×奥行き94××高さ15mmを維持しつつ、新たにMQA音源の再生に対応。従来機と同様にESS 「ES9018C2M」DACと「9601K」アンプをそれぞれデュアル搭載したフルバランス回路設計を踏襲し、DSDは5.6MHzまで、PCMは192kHz/32bitまでにそれぞれ対応する。

 基板は新設計とし、大容量の導電性高分子チップコンデンサを新たに採用。これにより電源が安定し、低域の表現力と高域の伸び・明瞭感が飛躍的に向上したほか、Wi-FiやBluetoothの動作で発生する高周波ノイズを低減し、高温状態でも安定動作するという。バッテリーシールドの厚みは従来比3倍としたほか、リアパネルのギャップレス化やヘッドホン端子とその周辺の信号接点部の固定力向上、ボリュームノブの新設計シャフト周辺パーツ採用など、徹底して不要な振動を抑制しているとする。

 そのほか様々な音源を192kHz/32bitまで拡張するアップサンプリング機能、ジッターノイズを制御する「ロックレンジアジャスト」機能などを搭載。Wi-Fiに接続することで「radiko」「tunein」といったインターネットラジオ、「e-onkyo musicダウンローダー、本体ファームウェアアップデートに対応する。ストレージは内蔵が16GBで外部スロットはmicro SD×2、合計で最大528GBまで拡張可能。

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