Mate 10 Proに関しては日本でも発売予定
日本発売も決定 期待の大画面スマホMate 10/10 Proとポルシェコラボモデルを実機レビュー
2017年10月17日 17時30分更新
イヤホンジャック付きでMate 9より持ちやすくなった「Mate 10」
Mate 10は5.9型16対9のディスプレーを搭載します。解像度は1440×2560ドット。本体サイズは77.8×150.5×8.2mmで、ディスプレーサイズを考えると横幅は狭く感じられます。
これはベゼル幅を2.2mmとかなり薄くした結果で、同じ5.9型ディスプレーの「Mate 9」より横幅は1.1mm、縦方向は6.4mmのサイズ減を実現しています。
Mate 10の指紋認証センサーはMate 10 Proとは異なりフロント下部に内蔵されています。そのため背面にはカメラとフラッシュだけが搭載されており、縦横比も異なることから裏側のイメージはMate 10 Proとはかなり異なります。
本体上部には3.5mmヘッドフォン端子を内蔵。ヘッドフォンを多用する人はこちらのモデルの方が向いているかもしれません。本体下部、本体左右のコネクターやボタン類のデザインはMate 10 Proとほぼ同じです。
Mate 10、Mate 10 Proとも発表会場に展示されていたモデルはグローバルモデルでしたが、日本語ロケールは搭載していました。OSはAndroid 8.0で、ファーウェイ独自のカスタマイズを加えたEMUI 8.0を搭載しています。
Mate 10 Porsche Designのスペックは「Mate 10 Pro」寄り
ファーウェイとポルシェデザインがコラボしたモデルが「Mate 10 Porsche Design」です。ハイパフォーマンスとデザインを融合させたモデルと言う位置づけで、本体の仕上げもスタイリッシュ。スペックはMate 10 Proとほぼ同等です。
単調になりがちな背面デザインもポルシェデザインが仕上げると大胆になります。カメラ周りのラインはMate 10、Mate 10 Proとは異なり縦に並べ、2つのカメラも存在感を目立たせています。縦に伸びるヘアライン状の加工も上品です。
Mate 10 Porsche Designも本体のヘッドフォン端子が廃止されました。こちらもUSB Type-Cとの変換コネクターが付くとのこと。
しかし、本体のデザインが良いことを考えると、ヘッドフォン端子の有無はささいなことに思えるかもしれません。スペックだけでは満足しない人、そんなユーザーを狙った製品がMate 10 Porsche Designなのでしょう。