このページの本文へ

病弱なのに熱い語り、そしてメガネ……

高橋一生を上回る千葉雄大の王子様オーラ わろてんか

2017年10月12日 08時45分更新

文● G.Raymond

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」今週は高橋一生登場週で大変です。高橋一生・松阪桃李・濱田岳の三角関係がこれでもかと展開されています。これがそのままつづくのかと思いきや、今朝は千葉雄大の主役回でした。

 承前、ドラマの舞台は京都の老舗薬問屋・藤岡家。倉庫が火災で全焼し、当主の藤岡儀兵衛(遠藤憲一)は、大阪・伊能製薬の御曹司 伊能栞(高橋一生)と、てん(葵わかな)の結納を進めようと焦っています。

 今朝は、北村藤吉(松阪桃李)に会おうと大阪に来たてん(葵わかな)、てんを追ってきた武井風太(濱田岳)が、偶然出会った伊能栞(高橋一生)の館に招かれるシーンからスタート。藤吉(松阪桃李)に惹かれたてん(葵)の思いを知り、「いや、興味深い」とつぶやく高橋一生からは完璧な貴族オーラが出ていました。

 翌日、断りもなく大阪に行ったてん(葵)を、幼少期と同じ「反省蔵」に閉じこめる儀兵衛(憲一)。風太(濱田)がこっそり饅頭を持ってくるのですが、そこで蔵の扉をひらいて「お父さんにかけあったる」と言ってくるのが、てんの兄・新一(千葉雄大)です。おまえはどれだけ男運に恵まれているんだ、てん……。

 新一は長男なのですが、自分は頼りないと思われている、だから藤岡家が大変なときにまかせてもらえないのだと父に反発。てんの結納を急ぐことを「金のためですか」「そんなんお父はんらしくない!」と言い募り、父にほおを叩かれます。

 たたかれたほおをおさえながら「なっさけない……」とつぶやく新一。もともと病弱でふせりがちな新一の熱っぽい語り、そしてみだれた髪に千葉雄大の王子オーラがみなぎります。

 しかしその後、藤岡家には手形の不渡りを懸念した取引先が押しかけてきます。父は金策に走らなければならず、不在の間を新一が見ることになります。しかし無理がたたり、病気をわずらっていた新一は倒れてしまいます。駆けつけた医者から「ここまできたらちょっと」とまで言われる状態に(本人の前でそれ言うか?)。

 かくして不安な気持ちのまま次回となりました。昨日の少女漫画的展開からてっきり今朝は高橋一生主役回かと思いきや、まさかの千葉雄大主役回です。でも、千葉雄大が退場してしまったらドラマを見る楽しみが半減してしまう……どうか生き残ってほしいという視聴者の願いがツイッターに見られた朝でした。


■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ