シャープは10月12日、Ultra HD ブルーレイの再生に対応したBDレコーダー「AQUOSブルーレイ」4機種を発表した。いずれも10月30日発売予定。
ラインアップは、3TB HDD搭載の「BD-UT3200」(予想実売価格 11万3000前後)、2TB HDD搭載の「BD-UT2200」(同10万2000円前後)、1TB HDD搭載の「BD-UT1200」(同9万2000円前後)。
上記はトリプルチューナーモデルとなるが、ダブルチューナーモデルとして2TB HDD搭載の「BD-UW2200」(予想実売価格 9万2000円前後)も発売となる。
新機種は4Kの再生エンジンを活用することでレコーダーとしてのパフォーマンスが向上。従来、1.5倍速での音声付き再生が可能だった「早見・早聞き」機能では、1.1倍速から2倍速まで(0.1倍速刻みで10段階)の調整が可能となった。
早送り・早戻し機能も、従来は100倍速までだったのに対して新機種は250倍速までのスキップ再生が可能。さらに、従来機は1秒間の尺で4コマのサムネイルしか表示できなかったのに対して、新機種は1秒に10コマのサムネイル表示が可能。より細かくシーンを選べるようになっている。
番組表は表示・スクロールスピードが向上しているほか、チャンネル数やジャンル色、文字サイズ、文字の濃さ、番組詳細表示、文字背景色といった項目を自由に選べるようになり、カスタマイズ性が向上している。
BDドライブユニットは新たに「ホコリシールドBDドライブ」となり、従来機と比較して3倍長持ちするとのこと。
ドライブの寿命はレンズの汚れが大きな要因となるが、レンズクリーニングなどを行なってもタバコの煙(ヤニ)だけは取れないという。
そこで、ドライブユニットの外装の隙間を埋めることで密閉度を高め、ホコリや煙などが入り込まないように耐塵性を向上。さらに光学系を改良することで耐久性を高めている。
なお、Ultra HD ブルーレイの再生に対応しない2Kモデルも同時に発表。トリプルチューナー機からシングルチューナー機まで、全5機種をランナップしている。こちらは11月30日発売となる。