多様化するキャッシュレス社会においてセキュアで利便性の高いサービス基盤構築を目指す
富士通、メガバンク3行とブロックチェーン活用の個人送金サービスを実証実験
2017年10月10日 17時00分更新
富士通は10月10日、大手銀行3行と共同でブロックチェーン技術を活用した個人間送金サービスの実証実験を行なうことを合意したと発表した。2018年1月から約3ヵ月間実施する。
みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループと共同で実施する実証実験。3行が共通利用可能な個人間送金のためのクラウド上のブロックチェーン基盤と、送金や入出金の手続きを簡単に行なえるスマホ用アプリケーションを開発して実証実験にあたる。
実証実験では、本基盤上に設けた個人用送金アカウントと実際の預金口座間のシームレスな連携、個人用送金アカウント間での価値移転、およびクリアリング、セトルメントも含めた一連の処理を、正確かつ安全に実施できることを検証する。