オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは10月4日、スーパーオーディオCD(SACD)プレーヤーの新モデル「PD-70AE」を発表した。10月下旬発売予定で、税別希望小売価格は28万円。
パイオニアブランドの製品で、パイオニアがこれまでに蓄積した光ディスク再生技術やノウハウを、最新のデジタルオーディオ設計技術と融合したという。
高音質のカスタム電解コンデンサーにより、力強さとダイナミックさを余すことなく表現。また、アナログ回路はフルバランス構成でL/Rを独立。チャンネルセパレーションを高めている。
デジタル回路、アナログ回路それぞれでトランス電源を搭載しており、ノイズを低減。2重構造のシャシーや特殊形状のインシュレーターの採用で安定感や音のレスポンスを高めている。
アナログ出力はRCAとXLRの端子を装備。RCA出力はオン/オフが可能で、オフにすればXLR出力のS/N比やセパレーションを高められる。これ以外にデジタル入出力も備える。
機能面では、ロックレンジ幅を6段階で調整できる「LOCK RANGE ADJUST」や、SHARP/SLOW/SHORTの3つから選べるデジタルフィルターも搭載する。
メディアはCDのほかDVDも再生可能で、SACDに加えてDVDメディアに記録したDSDやFLAC、WAVなどの再生もできる。