楽天グループの(株)fablicは2日、同社が運営するフリマアプリ『FRIL(フリル)』のダウンロード数が9月末時点で1000万件に達したと発表した。
楽天グループ入りで男性ユーザーが増加
Fablicは、12年7月に日本初のフリマアプリ『フリル』の提供を開始。13年に100万、14年に300万と順調にユーザー数を伸ばし、16年にダウンロード数は累計500万を超えた。さらに16年9月の楽天グループ参画により販売手数料0円を実現。これにより多くのユーザーに支持され、特に直近の1年で大きくダウンロード数を伸ばしている。
「フリル」は当初、女性向けファッション分野に強いフリマアプリとして、主に10~20代女性に支持されていたが、楽天グループ傘下となって以降、より多くのジャンルでの取引が活性化され、男性ユーザー層も増加している。
過去1年間で販売数の成長率が高いジャンルは、エンタメ・ホビー(586%)、メンズファッション(334%)、キッズ・ベビー・マタニティ(193%)、コスメ・美容(189%)、スマホ・家電・カメラ(128%)、レディースファッションジャンル(83%)となっている。
同社では、今後も『フリル』の販売手数料0円を継続することで、より多くのユーザーの活用を促し、安心・安全に売り買いできるサービスの構築に努めていきたい、としている。