X370チップセット搭載のSocket AM4対応マザーボード「X370 GAMING M7 ACK」が登場。今日30日から販売がスタートした。電源周りを強化したRyzen対応マザーのハイエンドモデルだ。
「X370 GAMING M7 ACK」は、MSIのFPSゲーム向け「ENTHUSIAST GAMING」シリーズに属するSocket AM4対応マザーボード。既存モデル「X370 GAMING PRO CARBON」から電源周りを強化。10フェーズ回路からデジタル制御の13フェーズ回路にアップグレードされた。これにより、Ryzenのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるとしている。
そのほか、MSIの高品質部品規格「Military Class 4」「Guard-Pro」やカスタマイズ可能なRGB LED機能「Mystic Light and Mystic Light Sync」。遅延を限りなくなくした「intel GAMING LAN with LAN Protect」、DDR4メモリーの性能をパワーアップする「DDR4 Boost with Steel Armor」、電磁干渉を防ぎ重いカードも安心な高耐久PCI Expressスロット「Steel Armor PCI-E Slot」、ヒートシールドとサーマルパッドでM.2デバイスを冷却する「M.2 SHIELD」といった主要機能もそのまま搭載されている。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×2(動作モードはx16+x0もしくはx8+x8)、PCI Express(2.0) x4×1(x16形状)、PCI Express(2.0) x1×3。メモリーは、DDR4 DIMM×4(DDR4-3200(OC)/2933(OC)/2667/2400/2133、最大64GB)。
オンボードインターフェースとしてサウンド(Realtek ALC1220 8CH)、M.2×2、U.2×1、SATA3.0×6、USB 3.1×3(Type-A+Type-C)、USB 3.0×10、USB 2.0×7などを装備。ギガビットLANは、別途拡張カードタイプのRivet Networks Killer E2500で提供される。なお、「X370 GAMING PRO CARBON」にあったグラフィックス機能はない。
価格は3万3458円で、パソコンショップアークやドスパラ パーツ館、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売中。さらに数量限定ながら、MSI製のSocket AM4対応CPUクーラー「CORE FROZR XL」が購入者にプレゼントされる。単体では1万3000円以上するハイエンドCPUクーラーだけにお買い得感は高い。
※お詫びと訂正:記事初出時サブタイトルに誤りがありました。訂正してお詫びします。(2017年10月7日)