クックパッド（株）は28日、クックパッドアプリに自動で写真をアップする機能『料理きろく』の登録写真数が1000万枚を突破したと発表した。
写真認識の制度98％
『料理きろく』は、スマートフォン内の写真の中から料理写真をクックパッドのアプリ内に自動で取り込む機能。その日にクックパッド内で見たレシピと比較して、実際に調理したと判断された写真を自動でアップロードし、カレンダー形式で表示する。これにより、スマートフォンで料理の撮影はするものの写真を整理する時間がないという人も、いつ何を食べたのか、どのレシピを見て作ったのかを簡単に記録できる。
同機能には機械学習が採用されており、写真認識の精度は2万枚の写真を用いた評価で98％、再現率は96％（17年8月4日時点）。スマートフォン内に保存された料理写真をクックパッドのアプリ内に自動で取り込んだ上で、撮影日にクックパッド内でよく見たレシピを記録する。また、カレンダーに表示された写真をクリックすることで、参考にしたレシピが表示される仕組みになっている。
同社によると、同機能を利用した人から「献立のローテーションが記録されているため、毎日の献立を考えるのが楽になった」「家族の栄養管理の面で役に立つ」「SNSで公開するほどではない日常の食事も記録できてうれしい」などの声が寄せられているという。
