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画像認識モデルを簡単に制作・ダウンロードして製品やサービス、アプリに組み込み可能

低価格・簡単にAIを用いた画像認識モデルを制作できる「Labellio」提供開始

2017年09月27日 18時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「Labellio」の利用イメージ(ダウンロードはスタンダード/プレミアムプランで可能)

 京セラコミュニケーションシステムは9月27日、AIを用いた画像認識モデル作成サービス「Labellio」において、より高度な技術検証や商用製品・サービスに活用できる有料プランを発表した。10月30日より提供開始する。

 同社では、ユーザーが画像をアップロードするだけで簡単にディープラーニングによるオリジナルの画像認識モデルを制作できるクラウド型サービス「Labellio」を無償提供している。2016年の提供開始以来、多数の利用が行われてきたが、より本格的な技術検証や商用利用が可能なサービスの要望から、有料プランを提供開始するもの。

 PCやスマホからのアクセスでき、とくにプログラミングの知識がなくても画像の分類ができる画像認識モデルを制作できる。学習回数や学習アルゴリズム、学習率などのパラメーターを調整し、制作した画像認識モデルをダウンロードすれば商用製品やサービス、アプリへの組み込みも可能。

作成した画像認識モデルの利用イメージ

 3つのプランから選択でき、「ライト」プランは月額1000円、モデルは月に10モデル作成、画像は10GBまで保存可能、モデルのダウンロードはできない、5000API/月まで利用できる。「スタンダード」プランは月額3万円、作成モデル数は30/月、画像容量50GB、ダウンロードは100モデル/月、1万API/月まで利用可能。「プレミアム」プランは月額15万円、モデル作成数に制限はなく、画像100GB、ダウンロードは100モデル/月、10万API/月まで利用可能(いずれも税別)。

 月額無料の「フリー」プランも用意され、作成できるのは10モデル/月、画像1GB保存、モデルのダウンロードはできず、API利用は1000円/月。

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