このページの本文へ

Azure Machine Learningが大幅に機能強化

Microsoft、ExcelでAIが使える新ツールなどを発表

2017年09月26日 17時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ExcelからAzure Machine Learningを呼び出せる

 米マイクロソフトは9月25日(現地時間)、Azureの機械学習「Azure Machine Learning」を強化したと発表した。

 追加された機能群は、Azure Machine Learning(AML)におけるAI機能や開発ツールを追加するもの。AMLの機能としては、AMLにデータラングリングや実験マネジメントを追加する「AML Workbench」、GPUやビッグデータを扱う際のサポートとなる「AML Experimentation service」、機械学習のマネジメントを管理する「AML Model Management service」を用意。これらにより、AMLを用いたAIの実験や開発がより簡単に行なえるようになる。

 さらに大きなポイントとして、AMLとExcelの統合が発表された。Excelは単体でもビジネス・研究シーンにてデータ分析ツールとして用いられているが、新たにクラウドのAMLと連携。ユーザーはセルに「AZUREML」と入力すれば関数としてExcel上からAzureのAI機能を利用できる。

「Visual Studio Code Tools for AI」

 また、統合プログラム開発ツール「Visual Studio Code Tools for AI」を提供したほか、「Microsoft Cognitive Services」もアップデート。クラウドサービスのAPIとして画像や音声認識や自然言語処理などを利用しやすくした。

カテゴリートップへ

灯油タンクで残量検知を実現!北海道の生活を守るIoTとは【熱量IoT】#3

動画一覧はこちら!