魅せるグラボにするために
一手間加えよう
画像の出典は、“Wikimedia Commons”
(6) デカールをパソコンで作るとさらにワンランク上に!
最近はプラモデルの仕上げに貼るデカールより、サッカーやコンサートの応援で肌に貼るデカール(インスタントタトゥー)の方が有名かも。
実はパソコンで自由にデカールが作れる用紙が売られているので、コレを使ってデザインする。このとき、デジカメなどでグラボの写真を撮って、スケールを調整。大きさなどは、写真を元に調整するといい。
なおデカールには、下地に白を入れるタイプと、透明タイプがあるので、用途の応じて使い分けるといい。デカールと塗装のなじませ方は、自由にやっていいだろう。ちょっと、自慢げに筆者の鼻がテングになっているが、サンプルを見てもらうことにしよう。
(7) デカールは剥がれやすいので、クリアを塗ってトップコート
最後の仕上げは、これまで塗ってきた塗料の上にクリアのトップコートを塗って塗装面を保護する。デカールを使わなかった場合は、トップコートは省略してもOK。トップコートは、これまで塗ってきた水性やアクリル系とおなじクリアを吹く。
でも「オレって天才じゃね?」というぐらい良くできた作品なら、ちょっと高めのウレタン樹脂系のクリア(1本1500円ぐらい)を拭くといい。通常のアクリルや水性クリアに比べて、塗装面が固く仕上がるので、デカールなどもしっかりガードしてくれる。
木の目が美しいテーブルなどで表面がツルツルでガラスでも敷いてあるのか? という製品があるが、あれは大体ウレタン樹脂系のニスが塗ってあるもの。なのでウレタン樹脂系のトップコートを吹くと、多少引っかいても塗料が取れないほど固く仕上げられる。