人気SIMフリースマホのスペック全紹介! 【2017年夏編】 第3回
格安スマホらしくコスパで選ぶならこのクラス
2万円台はファーウェイのP10 liteにZenFone、VAIOも! 人気SIMフリースマホ全紹介 【ミドルクラス編】
2017年08月20日 12時00分更新
防水・防塵、おサイフ、ワンセグ、さらに頑丈
日本製スマホの富士通「arrows M04」
「MADE IN JAPAN」を打ち出し、多くのユーザーに受け入れられている富士通「arrows」シリーズのSIMフリースマホ。その2017年モデルが「arrows M04」だ。スペックはミドルクラスで実売価格は約3万円台後半だが、MVNOのセットモデルを中心に高い人気を誇る端末だ。
ただ国産というだけでなく、防水・防塵対応でハンドソープでの洗浄も可能。さらにおサイフケータイやワンセグ(アンテナ内蔵)といった国内ユーザー向け機能をサポート。ステンレスフレームを採用して、MIL規格準拠のテストもクリアする堅牢性も持つ。キャリアの全部入りスマホを使ってきたユーザーにとっても不満はなく、かつ安心して利用できるはず。ネットワーク面でもドコモ/auの両SIMに対応し、VoLTEも利用可能と、このあたりも日本メーカーならではだ。
そのほかのスペックでは、HD解像度の5型液晶にクアッドコアのSnapdgoran 410、2GBメモリー、16GBストレージと、性能的にはワンランク落ちるのは確かだが、普段使いでは特に問題にはならないはず。シンプルなメニューやUIでの文字の大型化、迷惑電話対策機能など、スマホに詳しくない家族にも勧めやすい。カラバリはブラック、ホワイト、デニムブルー(IIJmio、ビックカメラなど)、ゴールド(楽天モバイル)、グリーン(mineo)。後半の3色は一部MVNOでの専売モデルとなっている。
ミドルクラスの性能に防水・防塵、おサイフケータイ
さらにシャープならではの機能も! 「AQUOS SH-M04」
楽天モバイルなどのMVNOでのセットモデルのほか、一部量販店でも販売されているシャープのSIMフリースマホ。
3万円台前半の価格帯で、HD解像度の5型液晶、Snapdragon 430(1.4GHz+1.1GHz、オクタコア)、2GBメモリー、16GBストレージ、13.1メガカメラ(イン5メガ)、2700mAhバッテリー、Android 6.0といったミドルクラスの性能に加え、防水・防塵(キャップレス!)におサイフケータイにも対応するなど、内容的にはarrows M04に近いが、IGZOパネルによる省電力性能、横から見にくい「のぞき見ブロック」、スマホがユーザーに話しかけてくれる「エモパー」など、AQUOSシリーズならではの機能もある。
5000mAhバッテリーにDSDS対応で実売約2万6000円!
FREETELらしい良コスパの「RAIJIN(雷神)」
コスパが魅力のFREETELのミドルクラス機。5000mAhとスマホでは最大級のバッテリーを搭載するのが特長だが、実売約2万6000円という価格にもかかわらず、クラス上位のスペックが自慢。
ディスプレーはフルHD解像度の5.5型液晶、MediaTek製オクタコアCPU、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)など。さらに4G+3G対応のDSDS対応で、もちろん指紋センサーも搭載。OSもAndroid 7.0だ。
大容量バッテリー搭載というと巨大な筐体をイメージするが、厚さ8.7mmで重量も183gなので、この画面サイズのスマホでは若干大きめといったレベルに収まっている。
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