フルサイズ一眼とAPS-C一眼はそんなに違うのか!? 第2回
フルサイズ一眼「EOS 6D MarkII」とAPS-C一眼「EOS 80D」、高感度と階調はどれだけ違う!?
2017年08月09日 12時00分更新
明るいシーンでの階調を確認!
次いで、屋外の明るいシーンで階調の確認をしたみよう。使用したレンズは、EOS 6D MarkIIが「EF24-70mm F4L IS USM」、EOS 80Dが「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」となる。
「EOS 6D MarkII+EF24-70mm F4L IS USM」24mm側
絞り開放では若干甘めで、1段絞れば十分なシャープネスになる。F16くらいまでは絞っても画質への影響は少なく、最小絞りのF22までいくと甘くなってしまう。それでも甘くなるのはわずかなので絞っても使えるレンズだ。
EOS 6D MarkII+EF24-70mm F4L IS USM」70mm側
開放時からシャープネスは高く、絞っていくと徐々に甘くなっていく。最小絞りのF22まで絞っても大きな画質低下はないので実用性はあるが、できることなら絞りは開放に近いほうがシャープネスは高い。
「EOS 80D+EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」18mm側
絞り開放ではかなり甘い描写で、F5.6からF11あたりでシャープネスが高くなる。それ以上絞るとやはりシャープネスは甘くなっていく。
「EOS 80D+EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」55mm側
55mm側では絞り開放が一番シャープネスが高く、絞っていけばいくほどシャープネスが低下していってしまう。
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