汐見板金から、CPU殻割りツール「Delid Master」が登場。オリオスペックで販売がスタートした。ただし初回入荷分はすでに完売している。
「Delid Master」は、「現存するほとんどのCPUに対応できる、CPU殻割り(ヒートスプレッダ取り外し)ツール」(汐見板金)。殻割りアームの上下機構と、固定CPUサイズ変更機構を装備。さらに、スプレッダーが外れる際に、スライドしすぎることによって周辺部材とぶつかり破壊されることを防ぐ、スプレッダーリミット機構を備える。これにより安全に殻割りを行なえるという。
本体は、極厚3.2mmのSECC鋼板を用いた頑強な構造で、どっしりと安定した作業を実現。別途、キャップボルトを締めるための専用ラチェットレンチが付属する。また、スプレッダー再装着ツールも付属。グリス交換後は、殻割り前の状態にスプレッダーの再装着が可能だ。
Skylake-Xの殻割りをはじめ、製品にはマニュアルが付属するほか、ウェブサイトでも使用方法を確認できる。なお、殻割りにともなう保証は一切ない点には注意が必要。
価格は1万3800円。次回入荷は8月中旬以降となっている。