ソニーは8月4日、ポータブル音楽プレーヤー「ウォークマン」のエントリーモデルとなる「NW-S310」シリーズを発表した。9月9日発売予定。
内蔵ストレージが4GBの「NW-S313」(予想実売価格 1万3000円前後)と16GBの「NW-S315」(同1万7000円前後)の2種類を用意し、それぞれスピーカー付属モデルを用意(それぞれプラス3000円)する。
さらに、ソニーストアオリジナルモデルとして、ディズニーのキャラクターをあしらった「Disney Characters Wish & Happiness Collection」も用意。本日から10月13日(10時)までの限定受注製品となる。
従来機から液晶下方の操作ボタン部分のデザインを変更。よりスッキリした外観となっている。
また、壁紙の上にアイコンという従来の画面インターフェースを変更し、黒バックに本体カラーに合わせたアイコン、というスタイルになった。
ハイレゾ対応ではないが、FLACやリニアPCMの再生が可能。MP3やWMA、AACといったファイルの再生できる。従来通りデジタルノイズキャンセリング機能も搭載する。
また、FMラジオチューナーを内蔵し、Bluetoothにも対応。このあたりは従来機を踏襲している。
一方で、機能面では従来機から省かれた部分が多い。動画や静止画の表示機能がなくなり、「歌詞ピタ」や「カラオケ」「ダンス」といったモードも非搭載となった。
音楽再生についても、ATRACやHE-AAC、Apple Losslessといったフォーマットが非対応となり、「VPT」や「ClearAudio+」「ダイナミックノーマライザー」といった高音質調整機能が省かれている。
バッテリー駆動時間も、従来機の77時間から52時間に縮小(MP3再生時、ノイキャンオフ)。液晶画面も2インチから1.77インチに小型化している。
なお、PCとの連携や音楽管理などを行なうソフトも変更となる。従来の「Media Go」に代わって「Music Center for PC」が登場。スマホ向けオーディオ機器管理アプリのPC版で、ホームネットワーク機能なども搭載する。過去のウォークマンも対象だ。