タイトルは「Counter-Strike:Grobal Offensive」「World of Tanks」「フィギュアヘッズ」
世界への登竜門に、サードウェーブデジノスが賞金総額500万円のe-Sports大会開催
2017年07月13日 22時40分更新
サードウェーブデジノスは7月13日に記者発表会を開催し、e-Sportsの大会「GALLERIA GAMEMASTER CUP」を開催すると発表した。
賞金総額は500万円! 3タイトルで大会を開催
GALLERIA GAMEMASTER CUPは、「チャレンジ部門」と「エントリー部門」の2つを実施。賞金総額は500万円となっている。
チャレンジ部門では、BenQのゲーミングブランド「ZOWIE」が主催するFPS「Counter-Strike:Grobal Offensive」の大会「eXTREMESLAND ZOWIE ASIA CS:GO 2017」の日本予選を開催。2016年は招待枠として日本代表は出場したが、2017年は日本予選を勝ち抜いた日本代表をアジア決戦大会に送り出すことになる。
日本予選は、7月13日よりエントリー受付を開始し、8月に実施予定のオンライン予選で上位4チームを選抜。9月16日、17日に決勝大会を開催する。優勝チームには150万円、準優勝チームには30万円、同率3位(2チーム)には15万円、MVPにはMVP賞として10万円が贈られる。
エントリー部門は、国内だけで完結する大会で、e-Sports コミュニティー活性化を目的に開催。競技タイトルは、Wargaming.netのオンラインタンクバトル「World of Tanks」と、スクウェア・エニックスのロボット対戦ゲーム「フィギュアヘッズ」。どちらも8月のオンライン予選大会で上位2チームを選抜し、9月16日、17日の決勝大会でチャンピオンを決定する。エントリー部門では、各タイトルの優勝チームに100万円、準優勝チームに30万円、MVPにはMVP賞として10万円が贈られる。
なお、大会の模様はTwitchもしくはYouTube Liveで配信予定だ。
今動かないと取り残される
発表会では、サードウェーブデジノス 取締役社長の田中 基文氏が登壇。田中氏は「e-Sportsの市場は上がっており、観客もどんどん増えています。この動きは日本にも必ずやってくると思いますが、今動かないと世界に取り残されてしまうと感じ、今回の大会を開催するに至りました。また、PCゲームユーザーに喜んでもらうために何ができるかを考えたとき、e-Sportsを楽しめる場の提供する必要があるなと思いました。今後もe-Spotsの人口拡大に貢献していきたいです」と挨拶した。
また、e-sports促進機構理事の浜村 弘一氏も登壇。浜村氏は「日本でも『e-Spotsは来る』とずっと前からいわれてきました。しかし、3~4年前くらいから、これは何とかしなくてはいけないと思う人が増えてきています。野球やサッカーなどを考えると、実際に競技に参加しない人達も観戦して楽しんでいます。e-Sportsもそれと同じく、ゲームをプレーしない人たちを巻き込まないといけないと思っています。GALLERIA GAMEMASTER CUPで、熱い戦いが巻き起こることを期待しています」とコメントした。
最後に、田中氏が「我々は今回、本気でe-Sportsのムーブメントを起こそうと考えています。今、お隣の韓国でのe-Sportの盛り上がりはすごい状況です。今のままだと日本はガラパゴス化してしまい、国内だけで盛り上がることになってしまいます。GALLERIA GAMEMASTER CUPは、日本の選手のスキルが上がる、国際大会への登竜門になってくれればいいなと思っています」とコメントし、発表会を締めくくった。