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何かと話題のVRゲームのヒロインを使った作品が出そろった「例のカノジョ ハッカソン」レポート

2017年07月10日 01時30分更新

文● ジサトラ ハッチ

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会場には夕陽さくらちゃんの特大パネルも置かれていた

 7月9日、PCでVRゲームとしてその名を轟かした“あのゲーム”のヒロイン「夕陽さくら」ちゃんをHackするという「例のカノジョ ハッカソン」が、都内某所にて行なわれた。ハッカソンとはプログラマーやグラフィックデザイナー、エンジニアなどがチームをつくり、与えられた期間内にアプリやシステムを開発するイベント。

 本イベントでは、夕陽さくらちゃんの3Dモデルの使用が許可されており、さくらちゃんのモデルを使った作品づくりがテーマとなっている。ただし、ゴールデンタイムに行われているため、モザイクはなしといった規定がある。

会場の様子。抽選で選ばれた参加者が、自分たちの思いを形にすべく限られた時間内でさくらちゃんのハックを楽しんでいた

 本イベントには企業チーム13組のほか、個人で参加している人も多く、最終的に20作品以上が制作されたとのこと。作品の内容は、映像と連動する機械を用いるモノや、2人で楽しむモノまでさまざま。午前8時から開始され、19時頃には体験会が行なわれていたので、丸1日もない短い期間ながら、レベルの高い仕上がりとなっていたようだ。

蚊になって、さくらちゃんの体を針で刺し、体液(血)を吸おうというVRゲーム

水着のさくらちゃんの際どいところを狙って飛び回っているだけでも、ドッキドキ体験ができそう。知る人ぞ知るmikulus開発者の某氏も審査員として体験

人形にVive Trackerと、コントローラー2つ取り付けトラッキングするという猛者も。カノジョの重みも感じられるというのがいいですね

 イベントの最後には表彰式があり、審査員5人にちなんだ各賞と、最優秀賞が発表された。各賞に選ばれたチームには、VRにちなんだ豪華賞品が贈られた。

 いくつか、ゲームのハッカソンなどを取材したことがあるが、本イベントは女の子のリアルなモデルをハックして思い思いの作品をつくるということで、参加者の熱気を感じたのが印象的だった。第二回も!という声も高いようなので、興味を覚えた人は、第二回の告知が行なわれた際には参加してみては?

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