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ゲリラ豪雨も怖くない! スマホ向け防水ケースを試す! 第3回

100円ショップの防水グッズでスマホを守れるのかをテスト!

2017年07月06日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●スピーディー末岡/ASCII編集部

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 防水ケース特集の第3回は、100円ショップで扱っている防水グッズを紹介する。時期によって防水ケースが並んでいるが、記事執筆時の6月上旬では発見できなかった。よって、防水ケースになりそうなものを選んでいる。その場しのぎ用としては十分そうなものもあり、人柱精神に溢れるのであれば100円ショップで探してみよう。

なんとか使えそうなものがけっこうある

チャック付き整理パックを試す!

 ジップロックが定番だが、整理パックは防水アイテムとしてお手軽だ。もちろん、数回の使用で防水機が消失することも多々あるが、とりあえず防水! という場合に鉄板といえる。また、薄いビニール系部材の場合は、指紋認証が使えることもあるため、使い勝手は意外にもいい。

非食品用の整理パック

ジッパーはひとつ。鑑賞用に保存しているスマホ入れにもよさそう

タッチパネルの反応は良好。指紋認証も確認できた

20分ほど水槽に放置してみたが、浸水ナシ


水に浮かびそうなポーチはどうよ?

 ポリエステルを採用しているらしいポーチ。撥水くらいはしそうということで選んでみたが、意外にも浮くだけでなく、タッチ操作もできた。また、チャック部分は防水処理されていないが、5分程度ならば耐えてくれるので防水対応端末を一時的に入れておけそうだ。

ポーチ。透明のものは売り切れていた

チャックはごく普通のもの

気合いを入れてタッチで操作可能だった

浮くだけでなく、短時間ながら浸水しなかったので、保険用として使える可能性を見せた

冷蔵庫のおとも「タッパー」を応用する

 冷蔵庫用のアイテムは密閉保存前提のものが多く、防水ケースとして活用できる可能性を秘めている。タッパーは顕著で、操作は一切できないが入れておくだけでいいなら十分に活躍してくれる。今回入手できたものは、イノマタ化学製ID-506。18.7×12.7×5.2cmといったサイズでスマホを入れるのにちょうどいい。ちなみに脚がしっかりと用意されているため、積み重ねた場合でも冷却効果はキープされるのが特徴のようだ。

イノマタ化学製ID-506

フタの端には密閉処理の溝がある

スマホを入れて見たところ

普通に浮く

アイストレーは防水ケースになるのか!?

 思いつきで手にしてみたアイストレーを見ていこう。小粒対応のものがほどよくスマホが収まりそうな横幅で、かつフタ付きだったのだが、フタは乗せるだけの仕様であり、防水効果はまったく期待できない。積み重ねOKなタイプであるため、アイストレーとしての使い勝手は良好だ。対応サイズはiPhone 7 Plusには非対応だが、「Xperia X Performance」はジャケット付きでジャストサイズだった。

アイストレー小粒タイプ

Xperia X Performanceがジャストサイズ。ベンチマークでスコアを狙う用に使えそう

密閉はできないので、輪ゴムで補強してみたが、あまり意味がなかった

それにしても気持ちイイくらいジャストサイズだ

シリコンラップでスマホを包んでみる

 リサイクルできるラップとして重宝している人も多いと思うが、シリコンラップも試してみた。よく伸びるため、スマホを包めば安心だろうという算段だが、微妙に隙間が生じるため、スマホの形状には不向きだった。大型タイプであれば、グルグル巻けばOKなのだが、そもそも操作が困難になるため、緊急回避用として覚えておく程度でいいだろう。

直径16cmのシリコンラップ。とても便利なので、4月からひとり暮らし勢は要チェック

つぶつぶのある凸面を上にして使用する

ざっくりとラップしてみたもの。つぶつぶが邪魔だが、操作はできる

直径16cmのものは5.5型には適していないようで、4.7型あたりのスマホならばキレイにラッピングできそう

【おまけ】コーティング系も試した

 フィルムを貼りにくい2.5Dディスプレーが旺盛であるからか、コーティング剤を量販店で目にするようになってきた。シリコンやフッ素、ガラス繊維などがあり、いずれも撥水性能が向上したり、汚れが落ちやすくなったりする。水滴の場合は、スマホを軽く振るだけで落とせるため、水辺用としてはアリ。スピーカー部分にしっかりと塗布すれば、防水機能を高めることも可能だ。

 ただコーティング維持のため、定期的な塗布が必要になるので、お手軽とはいえない。業務用のガラスコーティングはどうなのだろうかと気になっているので、またレポートするかもしれない。

フッ素コーティングしたもの。角度を付けるだけで水滴が落ちるが定期的なメンテナンスが必須

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