拡張現実(AR)のコア技術であるコンピュータビジョン技術(CV技術)を提供しているKudanは、LINEと業務提携を行ったと発表した。Kudanの技術によって、LINEの自撮りカメラアプリ「B612」の最新機能であるARフィルターを拡充し、次世代のユーザー体験を実現するとのことだ。
B612は、多彩なフィルターを使用して、自分好みの写真や動画を撮影できるアプリ。その一機能であるARフィルターは、カメラ越しに見えるいつもの風景を、ひと味違った写真や動画に加工できるため、カメラを通して幻想的な空間を広げることができる。
Kudanは、独自のVisual SLAM技術をコアに、AR/MR/VR、IoT、ロボティクス向けの空間認識技術を提供しており、この技術がB612のAR機能の拡充に使用される。
カメラアプリのAR機能の拡充が期待される中、LINEとKudanは次世代のモバイルアプリケーションへとアプリを進化させていくとのことだ。