普段使いでも快適性能をいかんなく発揮
寝られるゲーミングチェア!
ゲーミング向けデバイスはゲーム用途に特化しているものの「ゲーム専用」ではない。むしろ、ゲーミング向けデバイスは高性能なので、せっかく買ったら普段使いにも積極的に使っていきたい製品が多い。ゲーミングチェアもまた然りだ。ゲーム用途以外、普段使いの椅子としてのくつろぎ度を見てみよう。
リクライニングは160度、体感的にほぼフルフラットになるまで倒しこめるので、座ったまま寝られる。クルマや電車、飛行機で移動する人なら理解しやすいと思うが、リクライニング角度は快適さに直結する機能だ。
ランバーサポートが容易に取り外せて凹凸がないフラットな座面なので、仰向けでまっすぐ寝るも良し、涅槃仏スタイルで横向き寝るも良しの、フリースタイル感覚で寝れるいい。また、フレームが強固なので、寝返りをうっても座面がぐらついたりフニャフニャしないので、寝る姿勢を変化をさせても不安を感じさせなかった。
リクライニングを最大まで倒した状態でロッキング機能もフリーにすると、足の先が水平よりも上にあがった態勢になるまで倒しこめる。気分はシットアップベンチ(腹筋を鍛えるベンチ)な状態だ。この姿勢ができるのは安定感が高い証明でもある。
安定感が悪いゲーミングチェア製品で同じようなリクライニング最大にすると、バランスが崩れて後ろにゴロンと転倒してしまうのだ。
座面サポート部の盛り上がりが激しくないため、あぐら姿勢をしてもサポート部が邪魔にならない。オフィスでそんな座り方はしないけど、家の中ならあぐら姿勢で座ったほうがくつろげる場面も多いはずだ。