LGエレクトロニクス・ジャパンは6月14日、DLP方式レーザー光源プロジェクター「HF80JG」を発表した。発売日は6月21日で、価格は20万5200円前後。
従来展開していた「Minibeam(ミニビーム)」シリーズよりもハイクラスとなるProBeamシリーズを新設。その初代モデルとして、2000ルーメンの明るさと15万対1のコントラスト比、約2万時間の長寿命ランプを搭載したLEDプロジェクターを投入する。レーザーLEDは起動が速く波長がまとまっていて強い出力を得られるという特性のため、電源のオン/オフがスムーズで、鮮やかな色彩表現が可能だという。
プレーヤーなどとの接続は2ポートのHDMIを搭載するほか、MiracastやWiDiを使ったScreen Shareに対応。スマホやタブレットなどの映像や音声をワイヤレスで再生できる。また、USBストレージを接続して、動画・画像・音声・ドキュメントといった各種ファイルの簡易再生も可能。そのほかの出力はS/PDF×1、ヘッドフォン出力×1。
画面の歪み補正は自動キーストーンと4コーナー台形補正をサポート。プロジェクターを投影面と平行に設置できない場合でも、歪みのない映像を投影できる。さらに、エンジン形状をI型にして一般的なプロジェクターよりもスリム化。外寸は幅108×奥行き252×高さ144mm、重量は約2.1kgと、片手で持ち運べるサイズを実現した。解像度はフルHD、画面サイズは30~120インチ、投影距離は0.9~3.7m。