企業のビッグデータやシステムをAPIゲートウェイで外部から活用するxTechをさらに推進
NTT Com、APIゲートウェイサービス提供を開始
2017年06月14日 14時00分更新
NTTコミュニケーションズは6月14日、APIを統合管理して外部との接続を支援する「API Gateway as a Service」を発表。7月より提供開始する。
様々な業界において、企業が保有しているビッグデータやビジネスをAPI化することで外部に公開、新たなビジネスを創出するxTech(FinTech/RetailTech/AgriTech/EdTechなどとも)と呼ばれる動きが注目されている。NTTコミュニケーションズでは、これまで各種企業向けに整備してきた「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ(API Gateway)」基盤を拡張、新たに基盤および保守運用プランとして提供する。
APIの認証や権限管理を一括で行なうことができ、多数のAPIが存在する場合にも管理を効率化。外部連携機能(APIマッシュアップ)を標準で装備し、他のサービスとのAPI連携を容易に実現する。IaaS基盤はNTT Comの「Enterprise Cloud」および、「Hybrid Cloud with Microsoft Azure」に対応し、今後も順次追加する予定。保守運用がセットとなっており、ゲートウェイは大規模企業向けからPoC向けまでの4種類、保守運営は24時間365日のエンタープライズ向けから平日日勤帯のベーシックまで3種類と、導入規模を選べるようになっている。