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ラトックシステム「RAL-KCM3MB1」

ラトックのオーディオ機器用“ラズパイ”マザーボードが登場

2017年05月31日 21時45分更新

文● 藤田忠 編集●ASCII編集部

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ラトックシステムのオーディオ機器組み込み用マザーボード「RAL-KCM3MB1」

 ラトックシステムの「RAL-KCM3MB1」は、Raspberry Piで音楽をトコトン楽しみたいユーザー向けの組み込み用マザーボード。SoM「Raspberry Pi Compute Module 3/3 Lite」(以下:CM3/CM3 Lite)を接続でき、CM3上の4GB eMMCフラッシュメモリーへのOS書き込み専用のマイクロUSB端子や、CM3 Liteに対応する起動用のmicroSDカード専用スロットを搭載している。オリオスペックでの価格は2万4732円。

 このほか、HDMI出力端子やUSB端子を基板前面と背面にそれぞれ2ポート装備している。

自作オーディオを想定したコネクター配置や起動/シャットダウン用プッシュボタン電源スイッチなど、オーディオ機器向けの設計になっている(製品にCM3/CM3 Liteは付属しない

 なお、ラトックがオーディオ関連情報を掲載している「PCオーディオブログ」の中で、自作オーディオを楽しむための情報を掲載する「Raspberry Pi Audio Cookbook」をスタート。「RAL-KCM3MB1」以外に必要な製品や、Raspberry Pi Compute Moduleの実装手順、プレイヤーのインストール方法、データシートなどを公開している。

自作オーディオに興味があるユーザーは、まずRaspberry Pi Audio Cookbookをチェックしてみよう

「RAL-KCM3MB01」を使用したネットワークトランスポート「RAL-NWT01」。オリオスペックでは5万9400円で予約受付中



■取材協力

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